【徹底解説】銀行員が取るべき資格は?おすすめ資格10選!

【徹底解説】銀行員が取るべき資格は?おすすめ資格10選!

今回の記事では、『銀行員』が取得するべき必要な資格、出世するためにはどんな資格が必要なのか、オススメの資格10選をピックアップしてご紹介します!

銀行員が取るべき資格10選

証券外務員1種・2種(特別会員)

『証券外務員』は銀行員にとって、取得しなければ仕事にならないといわれる必須資格です。

金融商品取引法により、法人や個人に金融商品を提案したり、契約したりするためには、この資格を取得していなければならないと定められているからです。

2種は現物の株式取引などに限定されるのに対し、1種はリスクの高い金融商品(デリバティブ取引)の取り扱いも可能になり、業務の幅が広がります。

国内の銀行の大半が新入行員に対し、半年以内に2種及び1種の資格取得を義務づけています。

過去問からの出題も多く、しっかり対策をすれば決して難しい試験ではありませんが、合格率は50%程度のため油断は禁物です。

なお証券会社勤務者向けの「正会員」と区別し、銀行員が取得する証券外務員資格を「特別会員」とよび、正会員と特別会員は全く別物です。

生命保険・損害保険取扱資格

銀行員は窓口で提携する保険会社の生命保険・損害保険を提案・契約することがあります。

生命保険・損害保険に関する取扱い資格を取得していない場合、業務に携わることはできないと定められています。

そのため、証券外務員と同じように、生命保険募集人(一般、専門・変額)損害保険募集人(一般)資格の取得を各銀行が行員に義務づけています。

生命保険一般過程は円建ての保険を取り扱うことができますが、専門・変額過程を取得することで、リスク性の高い外貨保険、平準払い保険などを取り扱うことが可能になります。

お客様のニーズにあう商品の提案が可能になるほか、銀行側にとっても手数料の高い保険商品販売チャンスが増えます。

そのため銀行員であれば必ずとっておきたい資格です。

銀行業務検定試験

銀行業務検定試験は、銀行・保険・証券会社など金融に携わる人のなかでは大変認知度の高い民間試験です。

試験科目は、法務・財務・税務・外国為替・証券・融資渉外・金融経済・信託実務・窓口セールス・年金アドバイザー・営業店マネジメント・デリバティブ・融資管理・投資信託・金融商品取引・相続アドバイザー・事業承継アドバイザー・事業性評価等23 系統・36種目です。

日々の業務知識の定着を知ることができる機会であり、自己啓発の一環として各銀行が取得を推奨しています。

銀行によっては資格取得が昇格条件になっていることもあります。

各科目で基礎知識習得のためであれば3級取得、自分の関わる業務であれば専門性の高い2級取得を目指したいところです。

ファイナンシャル・プランナー

ファイナンシャル・プランナー(以下FP)試験は、保険・不動産・相続・投資信託・税務知識など幅広い金融知識が問われる国家資格です。

特に、リテール部門など個人のお客様を対象にする部署で勤務する銀行員であればとっておきたい資格です。

FP資格がなくとも、お客様の財産管理、資産運用に対するアドバイスを行うことは可能です。

しかし、FP資格があることで、深い金融知識があることをお客様に示すことができ、結果としてお客様の安心につながります。

1級〜3級までありますが、銀行員として実務で通用するレベルであれば2級取得を目指すとよいでしょう。

日商簿記

特に法人を担当し、融資業務に携わる銀行員の場合、お客様の決算書や試算表を毎日見ることになります

それらの財務諸表からお客様の経営状態を知り、資金ニーズや経営上の課題をみつけ、お客様に融資提案や財務改善アドバイスを行わなければなりません。

また財務諸表を分析し、粉飾決算がないかなどを審査する必要があります。

財務諸表を正しく理解するための基礎知識として、日商簿記を取得する銀行員が多いです。

銀行員として通用するレベルであれば、工業簿記が含まれる2級取得を目指すと十分でしょう。

1級を取得する銀行員は少ないものの、大企業や上場企業を担当する場合は1級レベルの知識が必要になります。

宅地建物取引主任者

宅地建物取引主任者資格試験(以下、宅建)は、不動産に関する法律、税制、宅建取引士の免許や報酬などについての知識が問われる国家試験です。

不動産業界の資格というイメージが強いですが、銀行員にとっても大変馴染み深い資格です。

特に信託銀行は銀行業務の一環として、不動産売買の仲介をしています。

法令により事務所ごとに不動産売買業務に関わる従業員の5人に1人は宅地建物取引主任者でなくてはいけないとされています。

そのため、信託銀行に勤務する銀行員(特に総合職)は、宅建の取得を強く推奨されていて、人事異動や昇格にも影響を与えます。

信託銀行でない一般の銀行であっても、融資担当であれば、担保評価などにおいて、不動産の知識は不可欠です。

不動産関連知識を体系的に学ぶことができるため宅建を自己啓発のひとつとしているところもあり、取得することでインセンティブが発生することも多いです。

中小企業診断士

中小企業診断士は、経営コンサルティング業務への知識をはかる国家試験です。

特に法人を担当している融資担当者、本部セクションで取引先の経営改善に携わる部署にいる銀行員におすすめの資格です。

財務会計だけでなく、経営戦略や人事労務など幅広い経営知識を習得することができます。

お客様からの信頼につながると同時に、銀行内で出世をするのにも役立つ資格です。

1次試験と2次試験がありますが、銀行員は1次試験に合格した場合は、2次試験が免除され、養成課程に進むことができます。

養成課程の費用を銀行がもつことも多く、銀行も取得を積極的に推奨する資格です。

証券アナリスト

証券アナリストは金融のプロフェッショナルとして位置づけられます。

高度な専門知識と分析技術を応用し、情報の分析を行い、投資助言や投資管理サービスを行うのが仕事です。

資格がないと証券アナリストを名乗れないというわけではありませんが、一般的に日本証券アナリスト協会による認定資格合格者をさします。

市場分析や調査にかかわる知識を身につけることで、投資運用を行う本部セクションへの異動に役立つなどのメリットがあります。

税理士

銀行員、特に法人担当者は企業の経営陣と話をする機会が多くあります。

経営陣と話すなかで税務知識は必須で、所得税、法人税、相続税について理解をしておくと、信頼を得やすく、事業承継などソリューション解決型の提案が可能になります。

FP試験でも税務について学ぶことができますが、より専門的に学びたいキャリアアップを図りたいという場合、税理士試験にチャレンジする銀行員が多いです。

難関試験であり、取得することで審査セクションやM&A事業部などへの異動がしやすくなります。

また銀行で培った経験とあわせて、税理士に転職する人も多いです。

TOEIC

日本の貿易額は増加しており、近年は中小企業であっても海外から原材料を輸入したり、製品を輸出したりすることは珍しくありません。

銀行における外国為替業務も昔に比べ増えてきており、英語で記載された信用状などの貿易書類を日常的に目にします。

また企業の海外進出に伴い、メガバンクを中心に海外に支店や事務所を置く銀行が増加していて、グローバル感覚をもつ人材を銀行が求めている傾向にあります。

英語ができることで、海外支店への異動希望をだせるなど、銀行員として活躍の幅を広げることができます。

そのためTOEIC高得点取得を目指す銀行員も多く、一つの目安として800点を目指すとよいとされています

最近では課長などの昇格にTOEIC700点以上などの基準を設ける銀行もあり、英語力の必要性は増すと予想されます。

【まとめ】銀行員が取っておくべきオススメの資格10選!

銀行員オススメ資格10選
  1. 証券外務員1種・2種(特別会員)
  2. 生命保険・損害保険取扱資格
  3. 銀行業務検定試験
  4. ファイナンシャル・プランナー
  5. 日商簿記
  6. 宅地建物取引主任者
  7. 中小企業診断士
  8. 証券アナリスト
  9. 税理士
  10. TOEIC

今回『銀行員が取っておくべきオススメの資格10選!』をご紹介しました。銀行員といえば金融関係の資格を取るべきかと思いきや、意外にも宅建や、中小企業診断士、TOEICなども取っておいて損はなく、出世や自分のスキルを上げるために取っておくべき資格だと分かりましたね。銀行員を目指す方は、自分の収入を上げるために色々資格を取得していきましょう!

監修 資格LIVE編集部
会社や社会に役立つ資格や、資格取得方法、勉強法、必勝法を徹底リサーチ中!