【行政書士・合格体験記】独学と通信講座「フォーサイト」の2つを使った勉強方法を紹介!(比較レビューあり)

この記事では、仕事上で必要だった行政書士の資格取得を目指すことになった「maisawa」さんの合格体験記を元に、試験合格の秘訣を解説していきます。

今回「maisawa」さんは独学の勉強方法と通信講座「フォーサイト」の両方の勉強方法を使って資格勉強をしています。

行政書士の資格勉強で「独学」が良いのか、「通信講座」が良いのかなどのレビューもありますので、独学と通信講座、どちらかの勉強方法で悩んでいる方に必見です!

「maisawa」さんプロフィール


資格を多数持っている専業主婦。保有資格は行政書士、宅建士、FP2級、保育士、カラーコーディネーター等。

行政書士資格をなぜ目指すことになったのか

行政書士試験に合格した当時、私は一般企業のOLでした。行政書士を受験しようと思った経緯は、その4年前、宅建試験に合格したことに始まります。職場で資格取得が奨励され、宅建に合格すると資格手当がもらえることになりました。

当時一般事務のルーティン業務で「このままでいいのかな?」と自分に自信をなくしていた私は、これを機に国家資格でありさまざまな業界で価値のある「宅建」を受験することにしました。

宅建試験は無事に一発合格。その勉強の過程で法律系の資格の魅力を知り、さらに勉強を進め、難関資格である行政書士にもチャレンジしてみようと思い立ちました。

行政書士は私のような一般のOLでも挑戦できる難易度の試験でありながら、独立開業を目指せたり、法律知識の証明にもなるとても魅力的な資格です。

行政書士試験は3回目でようやく合格

宅建は一発合格した私ですが、行政書士試験は3回目でようやく合格しています。

理由は法律の勉強をしてみたいという自己実現や「いつか役立つかも」という遠い未来のために受験を決めたため、モチベーションが上がりきらず、1、2年目は勉強時間の確保ができなかったからです。

行政書士の標準学習時間は500時間〜800時間といわれているところ、私は2年間で300時間程度しか勉強していませんでした。

3年目、今年がラストと気合を入れ、なんとか勉強時間を確保。集中して勉強に取り組んだ結果合格を勝ち取ることが出来ました。

(それでも3年目のみの勉強時間は300〜400時間程度でした。)

行政書士試験の勉強方法・スケジュール

通信講座と独学での勉強

行政書士の勉強方法は独学、通信講座、通学講座がありますが、私は初年度は通信講座を選択、翌年以降は市販テキストを購入し、独学の形になります。

初年度通信講座を購入した理由は

  • 行政書士試験ほどの難易度の試験は、独学では難しいと考えたため
  • 田舎で通学できる資格学校が身近になかったため
  • 勉強方法を調べていると、通信講座の評判が良かったため

この3点です。

宅建は独学で勉強した私ですが、宅建以上の難易度の勉強となると独学で乗り越えられる自信がありませんでした。

行政書士試験は初学者の場合、どんなに短くても400〜500時間以上を要する試験です。その時間を共に乗り切る教材は、信頼できるもので合った方が良いと感じていました。

出来れば資格学校で学んでみたいという気持ちもありましたが、私の住んでいる地域には資格学校がなく、選択肢からは外れました。
良い教材がないかとネットなどで探していたところ、目にしたのが「フォーサイト」の通信講座でした。

フォーサイトはおすすめの教材

合格率が全国平均の3.7倍と高く、現在でも人気の資格講座のフォーサイトですが、私が受験した当時も口コミでの評判が高く、先輩受験生方のお墨付きがありました。

当時感じた魅力としては

  • 薄く、イラストが豊富で取り組みやすいテキスト
  • 人気講師によるわかり易い解説
  • 添削など行き届いたサポート

があります。

私はいろいろな通信講座を見比べて、最終的には資料請求で取り寄せたフォーサイトのサンプルテキストが最も気に入り、受講を決めました。

フォーサイトの教材はとても良かったのですが、前述の通り私はモチベーションをキープできず、1、2年目は他のことに興味が移ってしまい、勉強時間を確保できませんでした。

大きなメリットである添削等も使いきらず、講座の受講を終えてしまいました。

▼実際に使っていた「フォーサイト」の教材

合格した年はフォーサイトのテキスト・過去問プラス市販の教材

法律系の試験は法改正等もあるので、受験年ごとに教材を買い替えなければなりません。翌年以降の受験では新たに講座を申し込もうと思いましたが、他に受講していた通信講座もあったので、お金の面もあり、2年目、3年目は市販の教材を購入しました。

しかし結局メインで使用していたのは、1年目のフォーサイトの教材でした。わかり易く簡潔にまとめられているし、イラストも多く見やすく、とにかく抵抗感がありません。

そのためフォーサイトのテキストと過去問題集、市販テキストを合わせて使用していました。

(市販テキスト→「うかる! 行政書士 総合テキスト」伊藤塾 )

※ただ、このやり方は非常に非効率なので他の受験生の方におすすめできるものではありません。テキスト、問題集はご存知の通り、一つのものを何度も繰り返し使用することが最も効率の良い勉強法です。

 独学でも不安で教材を買い足してしまう

行政書士試験は出題範囲が広く、難易度もある試験のため、独学だと不安も出てきます。そのためついつい教材を買い足してしまいかねません。
また、通常でも必要になる対策も多いため、教材はある程度必要になります。

独学での勉強で揃えるテキストは

・入門テキスト
・基本テキスト
・過去問題集
・記述対策問題集
・一問一答問題集
・予想問題集
・一般知識対策本
・模擬試験対策
・六法

人によっては民法対策本、判例集なども購入される方もいらっしゃると思います。

私は不安もあり、同じ種類の教材(例えば記述対策など)を複数購入していました。

コスパで考えると通信講座がオトク

まず言えることは、これらを全て購入するとある程度の金額になるため、通信講座を受講するのと金額の面で大差がなくなります。

そして通信講座は必要なものが既にパックになっていますが、独学の場合は良いと言われる教材を自分でリサーチして買い揃えなくてはならない手間もかかってしまいます。

そうして苦労して手に入れた教材ですが、出版社も別々のものを購入することもあり、情報があっちこっちになって結局理解が進まない恐れ。

なんとか3回目の試験で合格できたので良かったですが、もしも人におすすめするのなら、やはり「通信講座で一発合格を目指す」ことをおすすめします。

時間と労力をかけて独学で非効率に勉強するよりも、通信講座で一発合格を目指す方が圧倒的にコスパが良いからです。

合格できた理由

そんな私でも合格できた理由は、2点あります。まず一つは過去問中心の勉強をしたこと。そしてもう一つは追い込み期間に集中して勉強に取り組むことが出来たことです。

過去問中心の学習

合格した年はいくら勉強時間が少ないとはいえ3年目、それまでに2度本試験も受験しているので、テキスト中心の勉強ではなく、問題を解いてからわからない箇所を潰していく過去問中心の勉強を行っていました。

ポイントは選択肢の一つ一つについて、「なぜこの選択肢が×なのか」明確に言えるまで詳しく復習することです。解説でいまいち頭に残らない場合は、テキストに戻ったり、他の教材で調べたりもしました。

やはり内容を理解するためには、実際の試験に出た問題を解くことが一番の近道だと感じます。

私が合格した平成26年度の試験は民法の択一が難しく、行政書士試験で初めて補正措置がなされた年です。(合格基準点が188点から166点に下げられました)そのような年でも、細かな論点まで手が回らずとも、過去問中心の勉強法で合格することができました。

最後の追い込み期間は集中する

私はいろいろな資格試験を受験してきましたが、試験前1〜2ヶ月の追い込みの時期にいかに集中して勉強できるか、これはかなり重要だと感じています。

3年目の行政書士試験の直前期2ヶ月程度は、仕事をしている平日は3時間〜4時間、休日は6時間〜10時間勉強しました。もちろん残業や休日の用事等で実現できないこともありますが、特に理由がない場合は勉強時間に充てました。

私は3年目の8月でも合格点に達することができなかったので、最後の追い込みでの伸びがかなりあったのだと思います。

気持ちの面でも、最もモチベーションの高いところで試験本番を迎えることができるので、事情もあるかと思いますが、試験日前1,2ヶ月程度はなんとか勉強できる時間を確保されることをおすすめします。

行政書士試験の試験内容・受験時注意したいたこと

行政書士試験の内容

行政書士試験は受験資格がなく、誰でも受験することができます。11月の第2日曜日に行われ、試験時間は午後1時から4時までの3時間。

時間は長いようですが、合格のため必死に解答しているとあっという間に感じます。

行政書士試験の出題範囲は、大きく分けると法令等と一般知識になります。

行政書士の業務に必要な法令等は「憲法」「行政法(行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法、地方自治法等)」「民法」「商法・会社法」「基礎法学」

行政書士業務に必要な一般知識等は「政治」「経済」「情報通信等」など多岐に渡ります。

試験方法は択一式及び記述式で、特に記述対策に苦戦する受験生も多いようです。

私も出題範囲が広いことと、独学の3年目は記述式の対策がうまくいかず苦労しました。

行政書士試験は自信さえつければ合格できる

行政書士試験は確かに難関試験ですが、勉強を進め確かな自信をつければ合格できる試験だと感じました。

理由は行政書士試験が

  • 300点中180点で合格する絶対評価の試験
  • 足切点はあるがそこまで厳しくない
  • 法律の理解があれば解ける問題が多い

ということです。

行政書士は絶対評価の試験

行政書士試験は、基準点をクリアしていれば合格となる絶対評価の試験です。

合格基準は300点満点中180点

司法書士などは合格率3%前後になるよう定められている相対評価の試験のため、受験時のライバルのレベルによって合格が左右される試験で、多少は自分とは関係のない部分で合否が決まります。

一般知識の足切はある程度の対策で乗り切る

また、行政書士試験には足切点が設けられており、法令等で計244点中122点以上、一般知識等では計56点中24点以上をとらなければ不合格となります。

しかし私が受験した感覚だと行政書士試験の場合の足切はそれほど気にしなくても良いのではないかと感じました。

足切点で受験生が気にするのは、「法令で点数が取れても、一般知識で足切にならないか」という点だと思いますが、法令は14問中6問正解すれば基準点はクリアできます。

行政書士試験の一般知識の文章理解は易しく、得点源となりますし、個人情報等は頻出になるのである程度対策がとれます。

一般知識を捨てて無勉強で挑むなどしなければ、行政書士試験での足切の不安はなくなるのではないか思います。

行政書士は基本的な対策で合格可能な試験

行政書士試験の問題は、受験生の頃はほぼ全て難しく感じたものですが、3年目になると解ける問題も多くなっていきました。行政書士試験は年々難化しているとも言われ、確かに民法など難問も出題されます。しかし一方で基本的な対策が出来ていれば解ける問題も多くあります。

私のような当時普通のOLでも、集中して勉強を続けていれば合格可能な試験にはかわりありません。

合格のためには、自分の教材を勉強法を信じて、試験日当日に自信をもって受験できるようにすることが大切だと思います。

まとめ

行政書士試験は簡単ではない試験ですが、超難関試験のように一般人では手の届かない範囲の試験ではありません。モチベーションを高く持って、勉強を続け自信を持つことができれば合格できる試験です。

教材のおすすめは「通信講座」。独学で教材を揃えたり、勉強方法に悩む労力を考えればコスパの良い選択と言えます。

ただ、当時の私のように「良い教材を購入してもやらない」「勉強時間が少なすぎる」ようですと、当たり前ですが不合格になり、時間もお金も無駄にすることになります。

これから受験される方にはぜひ信じられる教材のもと、過去問をしっかり分析、直前期には集中力を持って勉強をすすめていっていただきたいと思います。

自信を持って試験会場へ向かうことができれば、行政書士試験合格を手にする明るい未来が待っているはずです。応援しています。

執筆・監修 maisawa

資格を多数持っている専業主婦です。保有資格は行政書士、宅建士、FP2級、保育士、カラーコーディネーター等。主に女性、主婦の方に向け資格の紹介、勉強法をお伝えするブログを運営しています。

Twitter→@maisawaco