【合格体験記】スクールに通いながら保育士資格を取得!勉強法やオススメのスクールについても紹介!

今回は、保育士資格をスクールに通いながら取得することが出来た「atsuko」さんの体験を元に合格する秘訣をご紹介していきます。

はじめに

保育士を目指したきっかけ

当時大学生4年生で、就職活動がうまくいかずにいたのですが、所属していた国際学部での勉強を通して、親のいない子どもたちをサポートする海外ボランティアに興味を持ち、大学2年生の時に参加した経験を思い出しました。そして何か日本の子どもたちをサポートする仕事に就くのもいいかもしれないと考えるようになりました。
当時ニュースでは今以上に待機児童のことが取り上げられており、保育士になればこの問題の解決に貢献できると思い、卒業間近の大学4年生の2月から保育士資格取得専門のスクールに通って勉強することを決意しました。

どういった状況での受験だったか

大学卒業後は土日と平日1日〜2日ほどは4〜6時間ほどアルバイトをしながら勉強をしていました。それ以外は勉強時間にあてていたので、集中して勉強できる環境にいたと思います。

合格するまでの勉強期間

2010年の2月から勉強を始め、当時8月に1度しか行われていなかった筆記試験に臨みました。通過の通知があり、10月に実技試験を受け、合格しました。おおよそ勉強期間は8か月での合格となりました。

試験内容について

〜試験内容〜
受験のチャンスは年に2回、前期(4月に筆記、6月に実技)と後期(10月に筆記、12月に実技)にあります。

筆記試験

現在は保育原理、教育原理、社会的養護、子ども家庭福祉、社会福祉、保育の心理学、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育実習理論の9科目でマークシートでの解答になります。
ちなみに私が受験した時は10科目ありました。教育原理と社会的養護はそれぞれ50点満点で試験時間も30分。2科目セットなので、どちらかが合格点に満たないと2科目とも不合格になってしまいます。その他の科目は100点満点で試験時間は1時間になります。
全科目6割以上の得点獲得で筆記試験通過となります。また、合格した科目は3年間受験免除の対象になります。
筆記試験をクリアするのが、難関と言われていますが、しっかり要点を抑えて勉強していけば、難しすぎて歯が立たないということはありません。それほど心配しなくても大丈夫です。

実技試験
筆記試験を通過しないと、実技試験には進めません。
試験内容は、課題曲2曲をピアノ、ギター、アコーディオンのいずれかで弾きながら歌う「音楽に関する技術」の試験、出されたテーマの絵を45分間以内に色鉛筆で描く「造形に関する技術」の試験、子どもに3分間のお話を聞かせることを想定して課題のお話を披露する「言語に関する技術」の試験、以上3科目のうち、好きな科目2つを選んで受験します。私はピアノが苦手だったので造形と言語を選択しました。
私のおすすめは、言語と絵か演奏の得意な方を選択するというものです。言語は、比較的難易度が低いと思います。絵が得意か演奏や歌うことのほうが得意か人によってそれぞれだと思うので、より楽しく練習できそうな方を選んでください。

〜受験当日〜
受験時に注意すべきこと

筆記試験

試験中の時間の管理が大切です。普段から時間を計りながら過去問に取り組んでいましたが、それでも本番は緊張もあり、思いのほか「もうこれしか時間がない」と焦りました。ぜひ、普段から時間の感覚をもって問題に取り組んでおくことをお勧めします。

実技試験

とにかく緊張します。2つの科目の待ち時間も長く、それも緊張します。前の人を待っている間も声が聞こえたりするので、緊張が増します。気持ちをリラックスさせられるアイテムを持っていくことをお勧めします。私は科目間の待ち時間はずっと好きな音楽を聴いていました。

造形の試験は練習で描いていた構図をもとに最初にこんな感じで描いていこうとイメージできるといいです。できるだけ色々な構図、場面の絵を描いて練習しておくと本番「こんなの描いたことない!」と焦るリスクが減らせると思います。

試験や勉強方法について

スクールに通うメリット

通常大学、短大、専門学校で保育士資格の取得を目指すと、2年ほどの在籍が必要になり、費用もかかりますが、私が通った「キャリアステーション専門学院」では、費用も抑えられ、なおかつ保育士資格取得に特化したスクールだったので、講義内容やテキストも要点がよくまとめられており、短期間で資格取得を目指すにはぴったりでした。
試験の科目も幅広く、独学をしていたらこんな短期間での資格取得は難しかっただろうと思います。また黙々とひとりで勉強を進めるよりも、同じ目標を持った人たちが周りにいるというのはモチベーションのアップにもつながると思います。

スクールを使ってみてどうだったか

講義の受け方も様々で、私はライブ講義とDVD受講で主に勉強していました。

DVD受講は、アルバイトがあってライブ講義が受講できない時や復習したいと思ったときにいつでも講義を聴けるので非常に便利でした。ほかにも音声で講義内容を録音したものをレンタルする方法もありました。

当時はまだありませんでしたが、今はインターネット受講もできます。自習室もあり、家で集中して勉強できない時は利用していました。自分で受講方法や時間を選んで、内容の濃い授業が受けられるのが非常に魅力的なポイントだと思います。

また、合格後も保育現場で必要になる実践的な研修に参加でき、就業支援の体制も整っています。スクールに通って勉強する方法を選択したことは、総合的に満足しています。

スクールでの勉強(勉強時間、勉強スケジュール、おすすめのテキスト)

ひとコマ2時間の授業で、各科目何コマ受講すればいいか決まっているので、全コマ網羅できるようにスケジュールを組んで勉強を進めました。
日にもよりますが、1日1〜2コマ受講して、自習室や自宅でも勉強をし、1日6時間くらい勉強していました。
試験直前には模擬テストも受け、より本番に近い状態をイメージして勉強、対策をしていました。
過去問や直前対策のテキストは要点がまとまっていて勉強しやすく、何度も繰り返し取り組みました。本番の試験内容に近い問題を解けたことで、出題パターンや傾向をつかめ、本番の問題を目の当たりにしても、「あ、これはテキストでやったあの問題に似ている」と動揺せず解答できました。

家での勉強方法

キーワード学習とテキストの内容の復習を主にやっていました。

試験直前は過去問や直前対策テキストの復習をひたすら行っていました。

キーワード学習というのは、各科目の重要キーワードについて意味や内容をノートにまとめていく勉強方法です。用語について、意味を自分で説明できるようにするという感覚です。

今でもまとめたノートは勉強を頑張った証として取ってあります。とにかく保育士試験は暗記することが多いので、しっかり内容を自分の中に落とし込んで理解して覚えていく必要があると思います。

心理学や保健など子どもの成長に関わるような科目は興味を持って取り組めましたが、教育原理や社会福祉など歴史や制度に関する科目は少し苦手意識がありました。苦手な科目はより時間をかけて取り組みました。

資格を取得したことで得たメリット

保育士は体力もいりますし、命を預かるという責任の大きい仕事ですが、非常にやりがいも感じられる仕事だと思います。子どもの成長を親御さんと見守れることも喜びです。

今は別の仕事をしていますが、時々子どもたちのことが恋しくなります。ほかの仕事では得られない楽しさがある仕事だと改めて感じています。保育士は慢性的に不足していますし、国家資格なので、何歳になっても正規の職員として復職できます。また、自身の子育てにも役立てることのできる魅力的な資格だと思います。

最後に

保育の大学に通わなくて保育士資格を取得する方法はあります。保育士になりたい!という意思があれば、何歳からでも取れる資格だと思います。ぜひ、保育士資格を取って、子どもたちと一緒に感情豊かに働いてみてください!ほかの仕事とは違う楽しさや充実感を得られるはずです。頑張ってください!

執筆・監修 atsuko
保育士として9年間働き、0歳児から5歳児まで様々なクラスの担任を経験しました。現在は事務のパートをしながら、在宅での仕事に色々チャレンジしています。趣味はキャンプ、シュノーケリング、音楽、映画、サウナ、美術館めぐりなど。