保育士の基礎情報

『保育士』とは

保育士の仕事はただ子供を預かればいいというわけではなく、子供達に基本的な生活習慣を身につけさせることが必要です。
食事・ 睡眠・排泄・衣類の着脱などを教育する必要があり、これらは幼児期のうちに身につけておきたいものです。

保育園は子どもにとって初めて所属する社会集団となります。あそびや簡単な共同作業を通して社会性を育めるよう教育します。 

また預かっている子供1人1人の健康状態や行動を常にチェックしておく役割もあります。

「保育士」仕事内容

仕事内容

多くの保育園では早番・中番・遅番などのシフト制を採用しているところが多いです。それぞれの時間に合わせてやらなければいけないことがあるため、常に時間管理能力が求められる仕事です。

基本的な1日の流れは以下の通りです。 

まず朝は保育園の掃除や換気、設備の点検などを行います。
子供達が登園したら保護者に体調の変化や変わったことがないかを尋ねます。
その後遊びの時間や食事の時間などを設け、 基本的な生活習慣が身に付けられるよう教育します。
保護者が迎えに来たらその日の様子を伝えて帰します。

年収・給料・収入

民間の保育施設で働く保育士の平均年収は350万円程度です。20代のうちは他職種と比べてもそれほど年収に差はありません。

ですが保育士は昇給が緩やかな傾向にあるので、長く働いた時に「仕事内容と給料が見合わない」と感じてやめてしまう方も多くいます。 実際給料の低さが保育士の退職理由上位に上がっており、保育士不足の原因を作っています。 

保育士として年収をあげようと思うと、主任保育士や施設長に昇格することで年収が倍近くになることもあります。
また職場環境によって収入面は大きな差が見られるため、働く場所を見直すことで収入が大きく上がる可能性もあります。 

就職先・活躍できる場所

保育士は人手不足なところが多く、必要とされる職場は数多くあります。
保育園以外だと、病院の病児保育室や院内保育所・企業内保育所・託児所・学童保育や児童館・保育ママ・ベビーシッターなどと非常に様々です。

保育士が国家資格であること、必要とされる場所がたくさんあることから、就職・転職には非常に有利な資格といえます。 

また保育士として3年以上の経験があれば、 特例制度で大学の単位を取得後、教育職員検定を受けることで幼稚園教諭免許の取得が可能です。

資格取得のメリット

保育士はプライベートを重視した勤務スタイルで働きやすい仕事です。
行事のある時期を除いて多くの保育園は平日勤務であるため、平日の子供が学校に行っている時間帯にパートとして働いて、子育てと仕事を両立させることができます。

また国家資格のため、結婚・出産などで一時的に職を離れても復職しやすいというメリットもあります。

そして保育資格を取得するために学んだ内容や実務経験は、 自身の子育てに活かすこともできます。

『保育士』合格体験談

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勉強時間・対策・費用

保育士試験に合格するために必要な目安勉強時間は、90時間程度といわれています。
国家試験の中では勉強時間は短めですし、独学で合格することも不可能ではありませんが、それ以外に困難な要素があります。

出題科目は「暗記が必要なもの」「原理を理解しなければ解けないもの」に分かれているため、科目に応じた勉強方法をする必要があります。

実技試験は、音楽・造形・言語の3科目から2つを選んで受験する制度なので、自分の合格できるであろう2つの科目を慎重に選びましょう。

通信講座を受講される場合の費用は、5〜6万円程度が目安です。

難易度・試験情報

試験情報

保育士の受験資格は、最終学歴によって受験資格の規定が決まります。

大卒・短大卒の方は卒業していれば受験資格を得ることができます。専門学校卒の場合は、学校教育法に基づいた専修学校であることが条件です。
高卒・中卒の場合にもそれぞれ条件が決まっています。 

保育士試験の日程は、前期試験と後期試験の年に2回開催されます。
前期試験は筆記が4月・実技が6月に行われ、後期試験は筆記が10月・実技が12月に行われます。

保育士試験の受験料は12950円です。 

難易度・合格率、合格点

保育士試験の合格率は近年20%程度で推移しています。合格率が低い理由は、合格ラインが9科目全て6割以上の正答率であることが条件だからです。1科目でも落としてしまうと合格できません。

合格率だけを見ると低めですが、2015年から試験は年に2回となり、幼稚園教諭免許の有資格者特例措置も設けられ、近年では資格取得のチャンスは増えています。

学科試験はO×問題の組み合わせを答えるマークシート形式で、実技試験は音楽・造形・言語の3科目から2つを選んで受験する仕組みになっています。

「保育士」の現状、問題、将来性

将来性について

日本は少子高齢化が進んでいるため、保育士の将来性を心配される声も見られます。

ですが少子化と同ペースで保育士の需要がなくなるかというと、そうではないでしょう。
理由は共働きの夫婦やシングルマザーが増えて、以前よりも保育園・保育士の必要性が上がっているからです。
それに待機児童問題などの社会問題からも、むしろ保育士の数は常に不足しています。

保育士はそもそもAIに代替されづらい業務内容ですし、保育士資格を持っている人が活躍できる場は今後も広がっていくことが考えられます。

「保育士」と合わせて取りたい資格、ダブルライセンスなど

マイナーなものこそ多いですが、実は保育に役立つ資格は非常にたくさんあります。

考えられるだけでも、絵本専門士・リトミック指導員・こども環境管理士・認定病児保育スペシャリスト・運動保育士・幼児教育保育英語検定・ベビーサイン講師・おもちゃコンサルタント・保育カウンセラー・チャイルドマインダーと様々です。

興味のある資格があれば、取得しておくことで「保育士プラスαのスキル」を持った人材になれます。
保育士としてのスキルアップに大きく役立つことでしょう。

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