【合格体験記】看護師試験に合格した勉強方法とは?看護学校内での試験対策も紹介!

今回は看護師国家試験の勉強方法を「きょん」さんの合格体験記を元に試験対策や合格する秘訣をご紹介していきます。

試験問題の傾向を意識して勉強しよう

私が実践していた看護師国家試験の対策勉強方法について紹介します。項目ごとに詳しくお話していますので、参考にして頂けたらと思います。

看護師を目指した理由

私が看護師を目指したのは、母からの勧めです。私の父は、転勤のある仕事でした。母は、町役場に勤務していましたが、結婚を機会に退職し専業主婦の時期がありました。

収入を増やすために就職活動をするも、見つかるまでに時間を要しました。これからの時代は、女性も資格を取得したほうが役立つと言われ、数ある資格の中から看護師を勧められます。私は、人と接する仕事を希望していたので、正看護師を目指すことにしました。高校在学時に看護専門学校の試験に合格し、看護専門学校に入学しました。

看護学校のカリキュラムについて

看護学校は3年教育で、単位を取得すると看護師国家試験を受験することが可能です。試験は、例年2月の下旬にあります。私が在籍していた看護学校は、1・2年時に講義を受けながら知識や技術の習得をしていました。2年時の冬期から3年時の11月頃までは、病院を中心とした実習があります。

実習は、知識や技術だけでなく、経験を積むことができました。実習期間中は、レポート提出に追われる日々です。実習中は、平日の4日が実習先へ行き、1日が学校での講義などがあります。実習がない日に、看護学校内で模擬試験を受けました。3年時は、夏休み期間と12月から2月までの間が、試験勉強に集中できる期間となります。

試験対策の勉強法

私が在籍していた看護学校は、3年時から本格的に看護師国家試験対策が始まりました。私の勉強法について、項目ごとにお話します。

■模擬試験
看護学校では、看護師国家試験に対しての模擬試験が、定期的にありました。問題の出題形式は、実際の試験問題に準じた内容です。試験の結果は、細かく項目ごとに分析された内容と現時点での合格水準などが記入されていました。模擬試験で得られたことが2点あります。「どのような問題が出題されているのか」と「苦手な分野の把握」です。3年時の前半は、模擬試験の正解率が低く、不安に駆られることもありました。しかし、自分の苦手の分野が理解でき、そこを集中して勉強を取り組むことに繋がりました。

■夏休み中の勉強法
夏休みは、7月下旬から8月までありました。

この期間、どのように試験勉強をするのか?が合格のポイントとなります。

1・2年時の講義内容を振り返り、基礎学力の向上をすることが大事です。基礎学力が身についていないと、応用問題に対応することが困難となります。

特に基礎の基となるのが、解剖生理学です。

人体の解剖生理が理解できていないと、病態生理学そして提供する看護などに結びつくことができません。私は、講義でも使用している「解剖生理学」の教科書、(医学書院出版)を読み返しました。

その後は、講義後に出題されたテスト問題を解いて、復習をしていました。間違った問題は、解説を自分のノートに記録して勉強します。

なぜ間違ったのかを意識して取り組みました。私のお勧めする参考書は「看護師・看護学生のためのレビュー・ブック」(メディックメディア出版)です。

看護師・看護学生のためのレビュー・ブック」(メディックメディア出版)

この参考書は、出題されやすい内容が簡潔に明記されています。

ポイントとなる用語に色付けがされ、分かりやすい絵や図も記載してあります。暗記しなければいけないことは、「ゴロ」が掲載され、楽しく覚えることができました。

脳神経系を暗記するのが大変で、「ロゴ」を活用していたのを覚えています。覚えにくいところは、付箋を貼って目印をつけました。

この参考書の欠点としては、一文で明記してあるので、理由や根拠が記載されていないことです。この点に関しては、自分で調べたことを参考書に手書きして付け加えていました。

後で、参考書を読みなおしたときに、役立ちました。この参考書に記載してある内容は、試験に出題されることが多いので、お勧めの参考書です。法律系や公衆衛生学などは毎年のように変更があるので、最新版の購入をした方が良いと思います。

■実習終了後の勉強法
実習が終了した12月から2月までの約3ヵ月が、看護師国家試験対策に集中できる期間となります。この期間は、勉強尽くしで、「人生でこんなに勉強した時期は他に無い」と今でも思います。看護学校内での試験対策や自宅などでの勉強法について紹介します。

  • 看護学校内での試験対策

看護学校は、午前中に2コマ、午後に2コマの計4コマの講義時間があります。実習が終了してから、午前中は試験対策の講義を受け、午後から自主学習をしていました。

午前中の1コマは、医師もしくは看護学校の先生より試験ポイントの講義を受けました。私は、総合病院の附属する看護学校に在籍していたので、各診療科の医師から試験対策の講義を受けることができました。

もう1コマは、3年の看護学生が自分の担当科目を決め、学生に講義をしました。「自分が理解をしていないと相手には教えることが出来ない」と言われ、自分の担当科目を勉強して、講義をしたのを覚えています。講義のための資料を作成、講義をし、質疑応答にも対応しました。

絵や図を用いた学生もいて、分かりやすくて楽しい講義の内容でした。午後は、看護学校内で自主学習の時間です。一昨年までは、午後から自宅学習をしていたそうです。

しかし、他の学生が勉強している姿を見たほうが刺激になるということで、看護学校内で勉強をしていました。同じ志がある仲間との勉強は、とても励みになりました。勉強尽くしの日々で、辛く厳しい期間でしたが、仲間と乗り越えることが出来ました。

  • 看護学校以外での勉強法

平日は、学校から帰宅するのが17時頃でした。18時頃に夕食を摂り、19時から24時までの間に勉強をしつつ、合間に入浴時間を設けていました。

休日は、午前9時から午後5時までの間、図書館へ行き勉強をしました。勉強の内容としては、看護師国家試験の予想問題を解いていました。(すいませんが、どの問題集を使用していたか覚えていません)なぜ問題を間違ったのかを意識し、解説を見ながら復習をしていました。

間違いやすいところを、引っ掛け問題として出題している内容の把握もしていました。正解はしたけど、迷っていた問題も解説の内容を振り返りました。

  • 試験問題のポイント

例年のように出題されやすいのは、日本人の死亡原因第4位までの疾患に関することです。それに加えて、平均寿命や法律が変わったところなどが挙げられます。

今年度は、コロナウイルス関係の出題が予想されます。疾病者の極わずかな疾患は出題されにくいのと、必ず解剖生理学など科学的根拠に基づいて知識を習得することが「カギ」です。過去問を解いていくと分かりますが、例年のように出題されている問題は、似ています。

午後に出題されている事例問題は、疾患の基礎が理解できると解くことが可能です。過去問を解くときや模擬試験は、どんな問題が出題されているかを意識して取り組みましょう。それを意識して勉強をしていくと、成績が伸び合格の道へと繋がります。

受験の心構え

試験問題は、マークシートです。模擬試験のときから、分からない問題は飛ばして、分かる問題からどんどん解きましょう。

注意点として、「問題」と「マークシートの解答」がズレないように気を付けてください。試験の前日は勉強せず、ゆっくり休みましょう。睡眠不足は思考力が落ちるので、睡眠は十分にとります。

試験当日の朝は、朝食をしっかり食べましょう。看護学校の先生が、チョコレートを摂取するとの脳の働きが良くなると言われ、頂いたのを覚えています。今まで、勉強してきた自分を信じて試験を取り組むことが大切です。

まとめ

看護師国家試験の出題範囲は、とても広くて大変と最初は感じるかもしれません。出題されている内容は、例年のように同じような問題です。まずは、解剖生理学を中心とした基礎学力を身に付けると、応用力もついていきます。自分の苦手分野を把握することと、間違った問題の解説をしていくと、実力がついていきます。勉強尽くしで辛くなることもありますが、同じ目標を持つ仲間と乗り越えましょう。

執筆・監修 きょん
30代後半の主婦です。小学生の女の子と男の子2児の母。看護師の資格を保有し、総合病院と老人保健施設で約15年経験があります。現在は、ライターとして看護・医療・育児を中心に執筆中。運動が好きで、散歩が日課です。