看護師になるには?資格取得方法、仕事内容、平均年収、勉強方法を詳しく解説!

医療系国家資格でもメジャーな「看護師」資格。

最近では社会人が転職のために「看護師」資格の勉強をしている方も多く、需要は絶えません。

看護師になるにはどうしたらいいのか、仕事内容や平均年収など気になる方も多いのではないでしょうか。

気になる看護師資格の基礎情報を、看護師として実際に働く「YuYu」さんに体験談を元に解説をしていきます。

はじめに・・・

現代は感染症が流行し看護師の需要が高まっています。

看護師国家資格を取得する為に勉強に励んでいる看護学生に向けて私が看護師国家資格に合格したときの勉強法などについてお話しします。私は看護師となってもうすぐ3年が経ちます。現場でのリアルな話もありますので是非参考にしてください。

看護師国家資格とは

看護師とは

看護師とは、厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者もしくは褥婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者のことを言います。保健師助産師看護師法第5条に示されています。看護師になるためには国家資格を取得しなければなりません。その取得方法や資格について詳しく説明していきますね。

看護師国家資格の試験内容や合格率

看護師国家資格を取得するためには厚生労働大臣が指定する試験に合格しなければなりません。

毎年2月の中旬から下旬にかけた日曜日に行われることが多いです。合格発表はその1ヶ月後になります。その試験内容として必修問題50問、一般問題130問、状況問題60問の合計240という形式になります。

採点基準としては必修問題は80%であり、一般・状況問題はその年の看護師の需要度に合わせて合格ラインが変動します。下の図を見てもらうと分かりますが、例年合格率は変動しています。

平均として90を前後しているため最低下位20に入らなければ合格します。ただ、いくら一般・状況問題で高得点を出したとしても必修問題が合格ラインに達していなければ不合格となってしまいます。

合格率
第107回 91.0%
第108回 89.2%
第109回 89.2%

看護師国家資格の取得方法

資格取得する道は学歴によって様々です。中学を卒業してから取得できる道と高校を卒業してからの道、社会人になってからの道などに分かれます。

〈中卒の場合〉

  • 高等学校5年一貫コース

5年一貫コースは、5年間かけて看護を勉強するため少しずつ知識を身につけられます。看護師になる道の中では、最短ルートです。1クラス40名ほどなので高校と同様手厚いサポートが受けれます。中学生の時点で看護師になりたいと思っているのであればオススメです。

〈高卒の場合〉

  • 看護大学4
  • 看護専門学校(統合カリキュラム)4
  • 看護短期大学3
  • 看護専門学校3

高校卒業してからは選択肢が増えます。大学では単位制であり、人数も多いですからほとんど自力で勉強して資格を受けることになります。ただ、大学で単位を取らなければ助産師・保健師の学校に行けないので、どちらかになりたい方は大学を受験することをオススメします。5年一貫高校では編入という形で大学にも入ることは可能です。

〈社会人の場合〉

  • 准看護師の資格を取得し、医療機関で働きながら専門学校に通う
  • 一般企業に勤めながら専門学校に通う

看護師国家資格は社会人になっても取得可能です。現に私の周りでは事務職から看護師に転職した方もいます。その場合働きながらは大変ではありますが専門学校によっては夜間部などもありますので、自身の生活リズムに合う学校を選択したらいいでしょう。

また、私自身は5年一貫コースで看護師国家資格を取得しました。その資格取得に向けて勉強していた方法などをご紹介したいと思います。

看護師国家資格に合格する勉強方法

辞書となるテキストを選ぶ

まずは、自分が勉強したことをまとめるものが必要です。ノートにまとめるのも良いですが看護は細かい科目が沢山あります。

全項目が載っているようなテキストにまとめることで効率アップに繋がり、自分でも見やすいです。代表的なテキストとしては、レビューブックというテキストです。全項目の重要な部分が一つの辞書のようになっています。

そこに自分で勉強したことを肉付けすることで色んな教科書から探す手間が省けます。私がよく書いていたのはメカニズムや追記情報、写真など付け足していました。そのような情報を付け足すためには問題を沢山解いていきます。

過去問や模擬試験を沢山解く

試験を受ける学年になると会社で出している模擬試験を受ける機会が多くありました。

また、個人的に学研が出している青い冊子の過去問題集を購入しました。そこで自分の実力を試す意味もありますが、苦手な問題や初めて知った言葉を知る機会にもなります。

私の学校では、その模擬試験で間違った問題に対してなぜ間違ったのか直す作業がありました。模擬試験には解説もついているので大体はわかりますが、私は解説を読んでもわからないことが沢山ありました。

そういった疑問は納得するまで教科書やインターネットで調べてました。その調べたことはレビューブックになければ付け足していきます。

かなり時間がかかり面倒ではありますが、納得することで知識の定着にも繋がります。納得するには理由が必要です。何かしら理由をつける作業を私は大事にしていました。

そうやって様々な状況を繋げて考えていくことで状況問題にも対応出来るようになっていきます。状況問題は一つの問題に対する得点が高いですから点数稼ぎになりますよね。試験に合格するだけでなく状況を繋げて考えることはアセスメント力にも繋がり現場でも使える思考となります。

必修問題

必修問題は決して落とせない項目です。それゆえに必修ばかりを勉強してしまうことは返って一般・状況を疎かにしてしまうことがあるので気を付けましょう。

問題の中にはその都度数字が変わるような統計の問題も出てくるため受験する年の数字に対応できるよう調べる必要があります。模擬試験や過去問をするのもそうですが、必修専用の問題集もしました。

その直しは先ほどと同様に調べてレビューに記載しました。試験に近づいた時期では赤シートで必修問題を隠して何度か繰り返し解いていました。統計などの数字系は友人と問題を出し合って覚えるようにしていました。

私が行っていた勉強方法はコツコツと積み上げていくタイプなので受験をする学年の8月あたりから本格的に勉強を始めました。期間としては、6ヶ月ほどになります。受験時期が迫って焦りながら勉強するよりかは余裕をもって勉強した方が自信を持って受験することができます。めでたく資格取得ができ、看護師となり現場に入ります。私が就職して感じたことなどお話しします。

現場の看護師となって

仕事内容

主な仕事内容としては、バイタル測定・採血・点滴や注射・日常生活の介助・移送・巡回・記録作成です。

特に採血や点滴、注射は現場でしか人には行えないので経験を積み重ねていく必要があります。ほとんどの病院では慣れるまでサポートしてくれます。主な仕事内容を一括して言いましたが、働く診療科によってはその診療科独自の仕事もあるため働いてみないとわからない部分は多いです。

看護師の年収

看護師の平均年収は483万円となります。個人的には夜勤手当てや残業がなければ一般企業と変わらない給料となります。

ボーナスや基本給は年齢、経験に応じて変わるため長く働いている人が多くもらえていることになります。

そのため夜勤のない手術部の看護師などは手取りで20いかないこともあるでしょう。

中にはバイトで夜勤だけ行い、稼いでいる人もいます。また、病院によっても給料は変動します。病院は国立、都道府県立、私立に別れており、その規模によっては手当ての金額も異なる為です。

働いてみて感じたこと

私が働いてものすごく感じたことは、実習をもっとやり込んでおけばよかったと思います。

いくら知識を付けたとしても現場の状況と同じとは限りません。実習では、患者を受け持ち期間内で看護を行っていきます。

その際にアセスメントを行うと思いますが、現場ではそのアセスメントが重要となってきます。瞬時に患者の状況を把握することはよりスムーズに看護を提供できるため患者のためにもなることや緊急時にも対応できるようになります。

実習中に自分の受け持ちだけではなく仲間のアセスメントを聞いたり先生が考えるアセスメントなどもっと聞いておけば自分のアセスメント力に繋がったと思います。

私は、初めから精神科に勤めました。内科など身体的側面から学んで精神科にいくのが一般的ですが、どの分野にいっても学ぶことは変わるので自分のやりたい診療科に就職することが1番だと思います。

おわりに

看護師国家資格の勉強法などお伝えしましたが、資格を取得することがゴールではありません。現場では知識だけでは太刀打ちできないことが沢山ありますので、めでたく合格された方は沢山経験を積み重ね、素敵な看護師になれるよう祈っております。

執筆・監修 YuYu
看護師として現在3年働いています。看護師の需要が高くなっている今、看護師国家資格取得で日々頑張っている方々に私自身の経験や実際の仕事についてお伝えしていきたいと思います。