【合格体験記】TACのテキストや問題集を使い、独学勉強法で管理業務主任者試験に合格!

今回は「Mr.Jimmy」さんの管理業務主任者の合格体験記を元に合格する秘訣に関してご紹介します。

はじめに

私自身は、現在は主にマンション管理士として活動していて、管理業務主任者、宅地建物取引士、マンション管理士、そして賃貸不動産経営管理士の4つの不動産系資格に2年で合格しています。その中で、管理業務主任者は2018年12月に初受験して、36点で合格しました。この年の合格点は33点だったので、ある程度の余裕を持って合格できたと思っています。

管理業務主任者を目指した理由

はじめに、管理業務主任者を目指した理由についてです。元々は合格した年の1か月前に、宅建士の試験があり、そちらをメインで勉強していました。その時に、不動産三冠資格というのがあり、マンション管理会社の方が取得する(取得しなければならない)資格があるという事を知りました。具体的に資格について知ったのは、恐らく宅建を勉強し始めて暫くした頃(2018年5月頃)だと思います。

宅建の勉強の傍ら、応募だけでもということで、夏頃にしたことを覚えています。

何故目指したか?というのは、やはり勉強するにあたって、共通部分が多いからという点です。特に民法や建築基準法は、三冠資格と言われる、宅地建物取引士、マンション管理士、管理業務主任者に共通して出題され、宅建士の横展開が管理業務主任者でも効きそうだと思ったからです。

他にも、借地借家法、区分所有法や、都市計画法なども共通のテーマであり、各資格、特徴があるけれど重複する部分が多く受験するメリットが多かったことが挙げられます。

あと個人的には簿記二級を持っているので、仕訳の問題は勉強しなくてもいい点は、不動産業界ではない身でも少し有利だと思いました。

勉強方法について

元々は宅建士がメインだったため、10月の宅建士が終わるまでは、民法や建築基準法等の重複部分以外はあまり触れず、宅建士に集中しました。

その後試験の翌日から試験日まで42日間という短期間でしたが、そこで主任者の勉強に集中しても合格の可能性があるということで、情報を得ました。メインの区分所有法や、標準管理規約、そして一番の難題となる設備も後回しにしました。宅建の試験前に少しは触れたりはしていましたが、実際に過去問等本格的に回したのは、宅建試験後です。

実際に使用した書籍は、①TACの『管理業務主任者基本テキスト』、そして、同じく②TACの『管理業務主任者7年過去問題集』、そして、③TACの『管理業主任者合格るチェックシート』の3つです。時間もないので手広く参考書を広げても仕方がないと思い、これらに集中します。

■TAC『管理業務主任者基本テキスト』

TAC『管理業務主任者7年過去問題集』

■TAC『管理業主任者合格るチェックシート』

他の資格取得時も同様ですが、①メインのテキスト、②過去問、があれば十分だと思っています。この時はまだ勉強方法は知らなかったのですが、②の過去問を如何にうまく回すかがキーであることを、翌年のマンション管理士の勉強で覚えました。

また、私の場合は、これらのテキストを紙ではなくPDF版で購入をして、iPadに入れて勉強するというやり方です。別の資格でもご紹介させて頂く機会があるので勉強方法は共通していますが、他の資格全てこのやり方です。このやり方の何がいいかというと、

ポイント!

1.紙と違って、書籍をわざわざ持ち歩く必要がない

2.消したりマーカーしたりするのが非常に楽で手間が掛からない(時間が掛からない)

3.データを簡単にコピーする事が出来、過去問等繰り返し何度でも最新版の状態で解ける

4.使用アプリによっては検索機能が優れているので、テキストは勿論、上書きしたちょっとした汚い自筆であっても文字を検索してくれる

という優れた特徴があるため、非常に効率が良い感じでした。しかも、TACの書籍は電子化対応しているため、スムーズに導入することが出来る点が優れていました。

たとえテキストが電子化していなくても、業者に頼んで自炊(裁断してスキャンしてPDF化して貰うこと)で電子化も合法的に可能です。ない場合はこの方法も後々で役にたっています。その場合は文字検索が出来るようにしておく(OCR処理)が重要です。

また、具体的なカテゴリーですが、差がつくのはやはり区分所有法と標準管理規約、マンション管理適正化法の所かと思います。マンション管理適正化法は、宅建業法のマンション版みたいなところもあり、宅建になじんだことがある受験生は、登録できない事由として、取り消しから「5年」「2年」などの違いはありますが、知っていて差がつかない基本的な所かと思います。したがって基本は落とさず、しっかりやる必要があるかと思います。

区分所有法、標準管理規約は、マンション独特の法律であり、中々イメージ沸きづらい所ですが、基本は落としてはならないところで、ちょっとした深い点も学んでおく必要があると思います。

厄介なのが設備系です。特に受験生の中では、設備系が苦手な方が多い印象ですが、正直設備系のマニアックな問題は皆さん分からないので、正直深入りしないことが大事だと思います。建築系の資格を持っている人ぐらいしか分からないみたいな、マンションに関する難問が出されると誰も解けないですが、建築基準法等含めた過去に出題された基本事項は繰り返しやる事で身に付ける必要があると思っています。

時間の使い方について

宅建の試験が2018年10月21日(日)、主任者は12月2日(日)その間、について集中できる時間は42日(厳密には宅建試験終了翌日から主任者試験前日までの41日)という限られた時間でした。

その時間内に合格するためには、やはり集中するしかなく、土日、休み時間はほぼ試験勉強に当てる(最低5,6時間は当てていたかと思います)ことと、やはり(2)でも説明した、テキストの効率化です。さらに、過去問を解いて、基本テキストへ戻るの繰り返しを何回出来るかが勝負かという所でしょうか。

繰り返し行う事と、違う答えのパターンを把握する事、これが大事だと思います。

あとは優先順位を決める事だと思います。特に主任者試験は、宅建経験者も比較的多く、またマンション管理士とともにダブル合格を目指す方も多いです。そういう環境となると、ほぼ民法は基本的な所は取って来るので、基本は落とせない所ですので、繰り返しやる必要があると思います。

実は不動産資格を受けたのがこの年が初めてであり、また不動産系の仕事を全くした事がない私でしたが、合格できたのも、効率的に勉強したことに尽きるかと思っています。

触れていませんでしたが、宅建はこの平成最後の年は不合格でした。過去最高の合格点37点に1点足りなかったという結果。この経験を通じて、この1点に泣くのが、不動産系の資格だと改めて認識しました。1点を詰めるのも大変ですが、ここを乗り越えないと合格はないと思いました。

最後に

勉強は集中してやる方が、結果が出やすいと思います。だらだらと長い時間かけてやると、最初にやった勉強を忘れたり、マンネリ化したりして中々集中できなかったり、理解力が深まらないので、半年、3か月等決めて仕事の合間、土日を使って、家族にも協力して貰いながらしっかりと勉強するのがお勧めです。

管理業務主任者を目指される方、全く業務経験のない私でさえも合格できたので、頑張れば必ず合格できると思います。合格に向けて頑張ってください!

執筆・監修 Mr.Jimmy
普段はベンチャー企業の財務や経営企画部門で働いていますが、兼業で不動産関連業務や執筆、企業コンサルをしたりしています。プライベートではマラソンや旅をしたりするのが好きで、旅先でiPadを有効利用して受験勉強したりしていました。あとはお酒が好きなので、勉強の後のお酒が楽しみに頑張っていました。