マンション管理士の基礎情報

『マンション管理士』とは

マンション管理士とは、マンションの管理に関する専門的知識を持った人です。専門知識があるという点で、単なるマンションの管理人とは異なります。

管理組合の運営や大規模修繕工事の建物に関わる技術的な問題など、マンションの維持・管理に関するコンサルティング業務を行います。 

マンションの組合管理や区分所有権者におけるトラブルを解決する専門家として、マンション管理士の資格は必要不可欠です。

「マンション管理士」仕事内容

仕事内容

現在日本国内でマンションに住む人は約1500万人と日本人口の1割以上になります。

核家族世帯や単身世帯の増加により、今後もマンションに住む人は増加傾向にあるでしょう。当然複数の人が共有して生活をする建物となれば、その分トラブルが起こる可能性も上がります。 

ですが多くの管理組合は、専門的知識を持たない人が実際のマンション管理・運営を行っています。 そこで専門的知識を持つマンション管理士が「会計処理の方法」や「修繕が必要になった場合の対応方法」などについてアドバイスを行います。

年収・給料・収入

マンション管理士の平均年収は400万円前後と言われています。一般的なサラリーマンの平均年収も400万円程度であるため、給与水準としては平均的なものとなるでしょう。

ですが宅地建物取引士(宅建)や2級ボイラー技士などのダブルライセンスで活動領域を広げることによって、年収600〜800万円ほどの収入を確保している人も少なくありません。
高年収を得ようと思えば、実績を積み重ねることや活動領域を広げることがポイントになります。 

また開業のハードルは高いものの、実績が積み重なり活動領域も広がっていけば、独立開業して大きな収入も見込めます。

就職先・活躍できる場所

マンション管理士の資格で独立することも可能ですが、多くの場合、行政書士や土地家屋調査士など他の士業と合わせて開業するケースが多いです。 また建築士と合わせて建築事務所を経営するなどの働き方もあります。

就職して働く場合は不動産管理会社や不動産系のコンサルティング会社に就職する方が多いです。 このような業界では「管理業務主任者」や「宅地建物取引士(宅建)」との資格を合わせて取得することで大きく評価されます。

資格取得のメリット

マンションは生活の場として利用する方から、投資商材として大切な資産とする方もいます。いずれにせよ資産価値が高くなくなるものではないため、ある程度の将来性は確保されているでしょう。

不動産業界に勤めている方は、マンション管理士の資格を持っていることで優遇されたり資格手当などがついたりもします。

ただし不動産市場は景気動向に大きく左右されるため、時期によっては大きく落ち込みが見られる時もあります。

『マンション管理士』合格体験記

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勉強時間・対策・費用

マンション管理士試験に合格するための必要とされる目安勉強時間は500時間程度と言われています。

スケジュール管理次第では独学で合格することも可能ですが、通信講座を使って勉強を進める方が多いです。
通信講座に通う場合、費用は4〜5万円程度が相場です。 

不動産に関する法律は日常生活ではあまり馴染みのないものが多く、正確な理解をするのに苦労するかもしれません。法律関係の理解を深められるかが合格のポイントとなるでしょう。

難易度・試験情報

試験情報

マンション管理士の試験に受験資格制限はありません。マンション管理士試験の受験者は平均年齢が46歳と、資格試験の中でも受験者の年齢が非常に高いのが特徴です。

例年11月に試験が行われ、願書配布は8月1日に始まります。受験料は9400円です。 

どちらも法令系、設備系、会計・管理実務に関する問題が中心となります。 出題範囲が幅広く、内容のすべてを完璧に勉強しようとするのは不可能に近いです。
そのため過去の出題傾向から重要なポイントを把握して 対策を進めることが大切です。 

難易度・合格率、合格点

マンション管理士の試験はマークシート方式で50問の問題を解きます。相対評価で約7割の正解で合格となり、合格率は概ね7〜9%程度と資格試験の中では難易度の高いものになります。 

他の不動産関係の資格(宅地建物取引士・管理業務主任者など)と比べると、マンション管理士の難易度はトップクラスの資格です。

そのため宅地建物取引士(宅建)の資格を取得してから、マンション管理士の試験に挑戦される方が多いようです。事前に宅建資格を取得しておくことで試験範囲が被るところも多く、少しでもマンション管理士試験のハードルが下がるといえるでしょう。 

「マンション管理士」の現状、問題、将来性

将来性について

マンション管理士は世間的認知度がまだまだ低いのが事実ですが、需要は将来的に増加することでしょう。

その理由は、築30年以上の老朽化対策が必要となるマンションは年々増えているからです。同時に住居者の高齢化が進むため、管理・運営のできる人が不足し、マンション管理士の支援が必要不可欠になると予想されます。

需要が伸びるにつれて認知度があがり、今後は大きな仕事を任される可能性が十分にあります。

「マンション管理士」と合わせて取りたい資格、ダブルライセンスなど

マンション管理士と合わせて取りたい資格は、以下の2つです。

⑴:宅地建物取引士(宅建)
マンション管理士と宅建のダブルライセンスにより、顧客から「マンション管理にも強い取引士」という評価から活動範囲が広がることでしょう。
マンションの管理会社は人手不足な傾向にありますが、マンション管理士と宅建のダブルライセンスを取得している人は、不動産業界への就職や同業他社への転職もしやすくなると思われます。 

⑵:2級ボイラー技士
ボイラーは稼働する際に高温を発するため、正しい方法で使わないと重大な事故につながります。そのためほぼ全てのボイラー取扱に関して、ボイラー技士免許が必要とされます。
マンションにおいては空調や水道などの設備が欠かせないため、ボイラー技士とのダブルライセンスは相性が良いです。

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