年金アドバイザーの基礎情報

『年金アドバイザー』とは

年金アドバイザーとは、銀行業務検定協会が主催している資格です。名前の通り年金に関する知識を問われる資格となります。

本記事では3級を中心に解説いたしますが、年金アドバイザーには2級から4級まで存在します。1級は存在しません。

銀行はじめとする金融機関にお勤めの方に人気の資格です。
その理由として、銀行の窓口には老後の生活資金の相談に来られる方が多く、年金で不足する分の自己資金をどれだけ必要かがアドバイスできる存在が求められるからです。

「年金アドバイザー」仕事内容

仕事内容

年金アドバイザーという資格は民間資格のため、可能な業務は年金に関する相談業務のみとなります。また年金に関する相談を有料で行おうと思うと、国家資格である社会保険労務士の資格が必要になります。
そのため仕事内容としては、 銀行などの金融機関における顧客との相談業務に活かせる資格となります。

また独立開業という点においても、年金アドバイザーの資格単体ではなかなか役には立ちません。社会保険労務士のプラスαといった位置づけで役に立つ資格となるでしょう。

年収・給料・収入

年金アドバイザー3級を取得すると、実際に顧客からの相談に応じられるレベルの知識とみなされます。つまり実践的な業務に活かすことのできるレベルは3級からです。

年金アドバイザーの資格で独立される方はほとんどいないため、年収においては基本的に勤める金融機関・士業事務所によるところが大きいです。

もし年金アドバイザーの資格を収入アップに活かしたいと考えるならば、社会保険労務士の資格を取得し、社労士業務をメインにすることで年収アップできる可能性があります。

就職先・活躍できる場所

年金アドバイザー3級の資格が活かせる就職先としては、金融機関(特に銀行・信用金庫の窓口業務・渉外業務)、一般企業の総務部となります。 

将来的に個々の生活に直結する問題であるため、年金の相談に応じられるということは、常に一定の需要があります。

ただし年金アドバイザーの資格単体では活かせる業務に限りがあります。 銀行業務においてもファイナンシャルプランナーをはじめとする、他資格との併用によって活躍できる資格となるでしょう。

資格取得のメリット

銀行・信用金庫の窓口業務・渉外業務に従事している方には、毎日の業務に直結して役立つ資格となります。年金アドバイザー3級資格の取得によって、昇進や昇給の要件となることもあります。

金融機関にお勤めでない方でも、会社の総務部などでは人事制度を考える上で非常に役立つ資格となります。
また一般企業では年金についての問い合わせも多くあります。近年では労働力不足から65歳以上の労働者も増えており、こうした方々は年金とご自身の老後生活が直結する問題となるからです。

そして年金についての知識があることは、ご自身の将来設計を考える上でも役立ちます。 

『年金アドバイザー』合格体験談

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勉強時間・対策・費用

年金アドバイザー3級試験の合格に必要な勉強目安時間は40〜60時間といわれています。

年金アドバイザー3級試験には、 独学で受験する方と通信講座を受けて受験に臨む方がいます。
マークシート方式の問題で出題パターンはある程度決まっていますので、独学で問題集を繰り返し解いて出題パターンに慣れるといった方法でも、比較的対策がしやすい試験といえるでしょう。

ただし内容が一冊にまとまったテキストは数少ないため、重要ポイントを押さえることに自信のない方は通信講座の受講もおすすめです。 

通信講座を受講する際の費用としては、3〜4万円程度が相場となります。

難易度・試験情報

試験情報

年金アドバイザー3級には受験資格は設定されていません。
誰でも受験はできるのですが、主な受験者層としては、銀行などの金融機関にお勤めの方(主に中堅社員)、 年金知識を深めたい社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーとのダブルライセンスを目指す方が受験されます。

試験日程は毎年10月下旬と3月上旬の年2回実施されます。申し込みは試験日の約2か月前から始まります。

受験料は4320円です。

難易度・合格率、合格点

年金アドバイザー3級の合格率は35%程度となっています。3級のレベルは、顧客から年金相談に応じるための基礎知識と実践スキルが求められています。そのため4級と比べると一気に難易度の上がる試験となっているのです。

ただし実用性が高く、昇進や昇給の対象となるのは基本的に3級からです。そのため年金アドバイザーの資格に挑戦するならば、ぜひとも3級を受験しましょう。

マークシートの五答択一形式での出題となり計50問の問題が出題されます。合格点は60%以上の正答率が基準です。 

「年金アドバイザー」の現状、問題、将来性

将来性について

年金に関しては「老後2000万円不足問題」をはじめとする、何かと不安なニュースが話題にされており、不安を抱えている人は多くいます。
年金は個人の生活に直結する問題ということから、今後も社会情勢的に頼りにされる資格となるでしょう。

年金のシミュレーションなどの業務はAIに代替されるでしょうが、一定数「人に相談したい」という方はいると思います。

ただし銀行をはじめとする金融機関は現在社員を大幅リストラする方向に向かっており、年金アドバイザー3級の資格のみでは、転職において特別強みとなる資格ではありません。

「年金アドバイザー」と合わせて取りたい資格、ダブルライセンスなど

年金アドバイザー3級と相性の良い資格は、以下の二つです。

⑴:社会保険労務士
年金アドバイザーと社会保険労務士の仕事は非常に関連性があります。そして年金アドバイザー3級の資格のみでは扱える業務が非常に限定的ですが、社労士資格を取ることで業務範囲が格段に広がります。もちろん社労士試験は簡単なものではありませんが、更なるキャリアアップを図るなら挑戦する価値のある資格でしょう。

⑵:ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーは顧客の資産形成相談に応じる役割です。ライフプランを設計する上で、年金に関する問題は避けて通れません。このダブルライセンスを取得することで、より「年金に強い専門家」と顧客からの信頼を獲得できます。 

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