【合格体験記】資格取得学校に通学し社労士試験合格に!働きながら合格出来た方法とは?

今回は働きながら資格取得学校に通学し「社労士」資格を取得した「yuuko」さんの体験を元に合格する秘訣に関してご紹介します。

【はじめに】なぜ目指す事になったのか

地元の短大を卒業して、学校の進めるままに自分の適職なども考えず「事務職」に就職しました。

中小零細企業で、3年勤務しましたが任せてもらった仕事は、「お茶くみ・掃除・コピー取り」でした。女性は、あくまでも男性社員のお手伝い的存在でした。(平成3年頃です)

今の時代の女性活躍とは程遠い古い男性社会でしたので、つまらない仕事の毎日で、会社に行くのが苦痛でした。

もっと自分らしく生き生きと女性も男性も区別なく仕事が出来るべきだと思い、自分自身も「仕事を任してもらえるような知識」を身に付けないと、待っているだけでは仕事は降ってこないと思いました。

まずは、働きながら「簿記2級」「キャリアコンサルタント2級技能士」を取得し、その過程で資格の中でも「独占業務」がある「社会保険労務士」の存在を知りました。

もともと「人材を大切にする会社で働きたい」と、漠然とした夢のようなものを描いていたので、見事に自分の理想とする「仕事」と「社会保険労務士」が一致したため「社会保険労務士」しかないと思い目指す事を決意しました。

そして、長く厳しい5年という受験生時代が始まりました。

受験生時代の状況

1年更新の契約社員フルタイム勤務で働きながらの受験でした。

1回目の不合格通知を見た時に「社労士試験だけに専念している受験生」が次から次へと先に合格するのを見ながら、私もこの受験のためだけに仕事も辞めて「専念」したいと何度も思いました。

ただ現実は、家賃・生活費などのもろもろの出費があります。貯金を切り崩しての生活をする勇気もなく、仕事と資格取得との両立を選ぶしか道はありませんでした。

実際の合格者のデーター(社会保険労務士会連合会試験センター)も社会人の合格者が多く「働きながらでも合格できる」と自分自身に言い聞かせていました。

恵まれていた事は、週2日休みがあり残業も11時間程度だったので仕事がある平日でも勉強時間を確保する事が出来た事です。

資格取得学校について

社会保険労務士試験の試験科目などを、まったく知らなかった私はまずは試験科目や受験の時期、試験時間などを調べるために本屋に行き1番薄く、カラフル、簡単そうで親しみやすい「ユーキャンのはじめて社労士」を購入しました。

出版社 : U-CAN

ざっくりと読み終えて、身近な年金・雇用保険などが試験科目にある事を知り、何から勉強したらいいかわからなかったので手っ取り早く「予備校で教えてもらえばいいかなぁ~」「予備校へ行けば合格できるでしょう~」と軽い気持ちで、会社から一番近く、平日に通える、お手頃な値段(追加・オプションのない)の資格取得学校に申し込み、仕事帰りに平日219時~22時まで学校に通う生活を始める事になりました。

今にして思えば当たり前ですが、予備校に通うだけでは合格は出来ず結局は自分自身でどれだけ知識を身に付けて試験当日にその知識をフルに発揮できるかの勝負だと思いました。

ただ、予備校に通う事により試験に出やすい箇所やポイントを絞り教えてもらえるので近道になりますし何よりも受講料と言うお金を払うので「このお金を無駄にしたくない」という気持ちがモチベーションUPにもなりました。

資格取得学校で見た受験生

合格率6%前後の最難関試験を受験する受験生がどんな人なのか、この難関試験に合格する人がどのような人なのか、そして合格した人はどのような勉強方法で何時間ぐらい勉強していたのか、また不合格になる人がどんな人なのか、どんな勉強をしたら不合格になるのかを自分の目で見る事が出来た事が良かった事です。

社労士試験は、10年以上勉強を続けている中高年もたくさんいます。ある意味趣味的な感覚で予備校に通っている方も居ました、その中で私自身は1日でも早く合格したかったので、まずは合格しそうな人のマネをするようにしました。

■合格した人達の共通点

資格取得学校に通ってみて、気が付いた事は「合格した人はみんな普通の人」で「当たり前の事を当たり前にやった人」そして「最後の最後まで自分を信じた人」だったという事です。

勉強時間について

実際に勉強を始めて、思う事が何時間ぐらい勉強したら合格できるのか?でした。

ネットで色々調べてみると「1000時間」以上との情報を見ました。

1年目は、何もわからないまま「1000時間」勉強すれば合格できると勝手に思い込み、試験日を逆算して毎日3時間前後勉強すれば合格できると思い、毎日3時間前後の勉強で臨みました。勉強を始めたのは、9月からです。

今にして振り返ると、毎日3時間は勉強しているつもりでしたが実際には、単に机に座っているだけで音楽を聴いてメールを打ったりしていただけであり何も頭に入っていない毎日でした。

あっという間に年が明けて季節は春先になっていました。各予備校の模試の時期です。模試を受けて初めて自分が全く点数を取る事が出来ない事に気づかされました。

始めて受けた模試の結果は、もちろんD判定です。完全に合格県外でした。

その結果をみて、愕然としました。ただ単に机に座っていただけで勉強していると勘違いして、予備校に通っている自分に酔いしれていただけの1年だったと思い知らされる事になりました。

2年目からは、社労士試験の科目数の多さからくる「忘却との闘い」だという事を悟り、自分は子供の頃から「要領はわるい」「出来もわるい」「どんくさい」タイプだった事を想い出し人一倍努力するしかない事を、心に決め仕事以外の時間はすべて社労士試験に合格する為だけに使う事にしました。

実際のタイムスケジュール

平日・会社のある日(4時間以上)

朝:420分起床:430分~630分(2時間)

会社:通勤往復(1時間30分)

夜:730分~10時(2時間30分)

休みの日(8時間以上)

朝:9時~19

睡眠時間は、4時間から5時間です。

眠くて、眠くて、知らない間に記憶が飛んでいる時もありましたが、どうしても眠い時は机の上で目を閉じるだけにしました。

その日の勉強時間をクリアーするまでは布団の上で寝る事だけはしませんでした。一度机を離れて横になったらそのまま寝てしまい気が付いたら朝になっているパターンだけは避けたかったためです。

勉強方法・10科目を満遍なく同時に勉強する

社労士試験は、10科目もあります。

この10科目を満遍なく点数を取る事が必要になります。不得意科目は、一瞬にして足きりがあり命とりで致命傷になります。

多くの受験生が、総合得点では合格点をはるかに超えているにも関わらず、足きりで「また来年」と涙をのむ事になります。

そのため、2年目からは10科目を満遍なく勉強するようにしました。社労士試験の勉強方法に良くある「皿回し勉強法」です。

朝・電車の中・夜・の勉強で必ず違う科目を勉強するようにしました。

1日最低でも3科目は、目を通し必ず過去問を解きました。

そうする事によって、脳に「労働基準法」「厚生年金」「雇用保険」など10科目を常に意識させる事ができました。

また各科目のメインテーマ(頻出論点)は、1か月に1回は必ず見るようにしていました。1か月以上あいてしまうと完璧に記憶から消し去られるためゼロから覚え直さないといけないため、完璧に忘れる手前で再度覚え直す必要がありました。この期間が私にとっては1か月以上開けない事でした。

【まとめ】社労士試験に合格して変わった事

人生観が大きく変わり、胸を張って歩く事が出来るようになりました。

合格する前の私は、劣等感、コンプレックス、ネガティブの塊でした。

いつも社会や自分の置かれた環境、その時代の景気の背景に文句ばかりを言いながら自分では何も努力もせずに、ただ毎日を漠然と過ごすだけのつまらない人生でした。

そんなつまらない平凡な人生が、「社労士試験合格」という目標に向かって毎日・毎日・必死でテキストを読み、睡魔に打ち勝ちながら過去問を解き、何度も何度も、忘れてまた覚える。この繰り返しです。

それでも、その修行のような毎日をやり抜く事により「合格」という2文字を勝ち取る事が出来た時にこそ、自分の人生の「夢・希望・未来」が広がり人生の選択肢が増える事に繋がりました。

私自身、まだ合格して2年ですが年収も少しだけ上がり、任せて頂ける仕事も誰でも出来るような仕事からマネージメント的な仕事に変わりつつあります。

まだ20代の頃、新卒で入社した時の「お茶くみ・掃除・コピー取り」の日々を思えば大きな変化です。

社労士試験は、決して頭が良い人しか合格できない試験ではありません。誰にでも必ずチャンスがある試験です。迷っている方は、ぜひその1歩を踏み出してみて下さい。挑戦するだけの価値ある資格試験それが社会保険労務士試験だと私は思います。

執筆・監修 yuuko

社会保険労務士。キャリアコンサルト2級技能士
、IT企業にて勤怠ソフト、オフィスソフト、PCの教育及び営業
・職業訓練講師をしています(求職者の就職支援・在職者のキャリアップ・学卒)