【合格体験記】子育てしつつ働きながら社労士の試験勉強・・通信短大での勉強方法、問題の取り組み方を紹介!

今回は、働きながら子育てをしつつ「社労士」資格所得を目指す「chabana」さんの体験を元に「社労士」試験勉強の秘訣、コツをご紹介します。

はじめに

社労士を目指した理由

上場企業で経理と給与に携わる事務職をしている私は、入社後二人の男の子を出産し働きながら子育てをしています。

同じ会社で二回の産休・育休を取得した際に自分なりに手当関係や休職期間等の手続きについて調べたことがあり、申請手続きの大切さや、仕事復帰後の職場環境の厳しさを痛感。

更に小さな子供を育てながら働く中で、子供はすぐに体調を崩してしまい度々早退や欠勤してしまうこともあり、会社勤めでのままでは子供がいなかった頃の様な自分が思い描く働き方ができないという現実を思い知らされました。

そんな日々の中で、子育てと仕事を両立をさせる為に国家資格を取得し独立して働きたいと考えるようになったことがきっかけとなり、社労士の資格を取得すると決めました。

社労士の資格は今までの仕事内容に通じるところもあり知識は全くゼロではなかったことと、自身の様に働きにくいと感じている労働者の味方になれるという部分に魅力を感じました。今回は、私の社労士試験勉強方法等についてご紹介します。

社労士試験の概要について

社労士試験は年1回開催され、労働基準法及び労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、雇用保険法、労務管理その他の労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識、健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法という7つの科目を一度に受けます。

各科目につき10問あり10点ずつの合計70点満点となりますが、その合格基準点は試験の合格発表日に公表されるという恐ろしい試験です。その為7科目のうち苦手な科目があった場合足を引っ張りやすくなってしまうので、全てを満点近く取らなければ合格はほぼ不可能になります。

一発合格することは非常に難しく、何年もかかる超難関資格であることは間違いありません。しかし、私の様にこの資格に対して魅力的だと感じている受験希望者はたくさんいるはずです。

勉強を始める前に受験資格を確認しましょう

資格を取ると決めたら、まず自分には受験資格があるかどうかを必ず確認しましょう。

社労士の受験資格の条件は主に、学歴、実務経験、試験合格の3つに分類されています。

私は給与等に携わる経理事務職をしていたため社会保険関係の手続きを少し手伝ったこともあり実務経験で申請できると思い込んでいましたが、会社に確認すると条件を満たしていないことが発覚し、また今後希望の部署への異動も難しいとのことで実務経験での申請の道は早々と閉ざされます。

せっかく資格取得に対して前向きになったところで自分に実務経験が無く、さらに条件を満たしている学歴や資格も無く今のままでは受験すら出来ないという現実を知り、すでに心が折れそうになりました。

自分にあった教材をみつけましょう

社労士試験の受験資格すら無かった私は、ネットでいろいろ調べ考えた末、通信短大の社労士コースを受講することになりました。

この方法だと通常の通信教育講座よりも費用が掛かってしまいますが、2年間の在籍期間中に社労士の科目を勉強できますし卒業と同時に受験資格を取得できるということでまさに自分にぴったりな方法です。

短大の教材は外部の資格専門学校から販売されているテキスト入学前にテキストの内容を確認することが出来たので良かったです。

科目ごとに1冊ずつに分かれており厚すぎず薄すぎずという適度なボリュームで、気分転換をしながらその日毎に勉強する科目を変えたいという自分にとっては適切なテキストでした。

通勤時間等のスキマ時間で勉強したいタイプの人間なので持ち運びに便利なサイズであることもとても重宝しています。

また、余計なイラストや情報が入っていないシンプルなデザインなので自分でマーカーを引いたりペンで補足をしたり使い勝手が良いです。難しい法律の言い回しの下にすぐ注意書きで説明があるため、辞書等で調べる必要もなく余計なことに手が止まることがなく必要な知識だけを勉強することができます。

デメリットは、通信短大生なので卒業する為に社労士以外の科目の単位を取らなければならず、それがなかなかハードであるということです。参考資料の補足として市販のテキストも検討しましたが、カラフルでイラストが多い教材が多く、内容が浅く広い割に情報量が少ないと感じてしまった為、短大の教材のみで勉強を進めることにしました。

もちろん市販品で購入する方もいらっしゃると思いますので、購入前に中身を確認すること、自分に合ったものを選ぶことをお勧めします。また、出題傾向を知るために回答の解説がしっかり記載された過去問題集をあらかじめ購入することもお勧めします。

自分にあった勉強方法をみつけましょう

いざ勉強をスタートさせる時、まず始めにスケジュールを組みます。

ネットで検索すると、資格の専門学校等のホームページ上で学習時間の目安が公表されていることがあるのでこれを参考にし、毎日だいたい何時間勉強すると試験当日までにこれ位の時間勉強できるだろうという逆算をするのです。

会社員であり、育児と家事もあり、さらに通信短大の単位の為に社労士以外の勉強もする私には、社労士のために使える時間が限られておりスケジュールを組んで自己管理をするという方法は非常に合っていると言えます。

勉強時間の作り方についてですが、私はこれまでいくつかの資格に合格したことがあり、その経験から机に向かわずに通勤時の電車内でのスキマ時間を利用して勉強することが多いです。

もちろん勉強時間はあくまで目安で、理解できていないのに1時間たったから次に進むということはせず、必ず自分の中で納得してから次へ進む様にします。

スケジュールは月単位ではなく週単位だと調節しやすく少しずつ目標達成を味わえると思います。行きはテキストでインプット、帰りは過去問でアウトプット、寝る前は今日アウトプットで間違えた内容をテキストで復習する、という自分で決めたルールやノルマを毎日繰り返しました。

寝る前のテキスト復習中にはうっかり子供達と一緒に寝てしまったことも多々ありましたが、翌朝少し早めに起きて前日分のノルマを達成させたりと、いつもよりも自分に厳しくすることも必要でした。

また、膨大な勉強内容のボリュームであるため、試験に出やすいところを事前にピックアップし、重箱をつつく様な問題には敢えて手を出さないという気持ちで勉強範囲を決めました。もちろん疲れて何も勉強しない日もあります。その時は大好きなスイーツを食べてリラックスし、また翌日から頑張ろうという気持ちにするために休息日としていました。

社労士資格は長期戦を覚悟しているので、普段自分に厳しくしている中でもモチベーションを保ち続けられる様に工夫しました。

試験直前の模試は、社労士資格に強い専門学校で受験する予定で、本番さながらの緊張感を味わうことが重要だと思っています。添削してもらえるので直前に自分の苦手分野を把握し勉強のスケジュールを組見直しできるメリットもあります。

試験内容を身近に感じ楽しみましょう

社労士資格はテキストをただ丸暗記して合格できる試験でないため、どうしたもんかと悩みましたが、社労士の内容は労働者である私たちにとってとても身近な内容であることに気づいてからは、自分の知り合いに置き換えて覚えることにしました。

例えば、「親戚のおじさんは喫茶店を経営しているから、自営業に該当するよね、社保ではなく国保なのかな。」「友達の奥さんは百貨店で販売員をしているから、業種ごとの労災の保険料率はこれだろう。」「友達の会社は、聞いた感じだとブラック企業だね。

きちんとするには、残業時間を何時間以内にして、休日はこれ以上にしないと」という感じです。とても勝手で失礼ですが、あくまでも自分の脳の中での覚え方なので、自分にとってわかりやすければ誰のことで覚えても構いません。

とにかく誰の事でもいろんなケースに当てはめていました。また、各業種、雇用形態によってメリットデメリットがあることを知ることができる為、今後自分の働き方についても考えさせられるきっかけとなって良かったと思います。

最後に

まだ勉強中の私ですが、来年ついに受験できそうです。始めての試験当日を想像すると、早くも今から緊張してしまいそうですが、日々繰り返してきた学習の積み重ねを自信に変えて、緊張でさえも楽しんで受験したいと思います。

執筆・監修 chabana
仕事をしながら通信短大生で社労士になるための勉強をしている30代女性。毎日時間のやり繰りに悪戦苦闘しながら毎日ドタバタしています。私生活では4歳と0歳の兄弟を育てているママです。趣味はスイーツをたくさん食べること、子供達とダンスをすることです。