社労士(社会保険労務士)の基礎情報

『社労士(社会保険労務士)』とは

企業における人材に関する専門家です。事業が健全に成長し、労働者に対する福祉の向上のために努める役割を担っています。

「社労士(社会保険労務士)」仕事内容

仕事内容

大きく分けると、社労士の仕事は下記の4種類に分けられます。

  1. 労働・社会保険の手続き代行
    事業主や社内担当者がやってもいいのですが、社労士さんが代行することで業務効率化を測れます。
  2. 法定帳簿の作成
    法定帳簿とは、「労働者名簿」「賃金台帳」「出勤簿」の3種類です。
  3. 労務コンサル
    人事労務関係の相談・指導、社員教育カリキュラムの検討、賃金・評価制度の構築などの相談に乗ります。
  4. 就業規則作成
    労働者が10名以上いる事業所に就業規則の作成・届出が義務付けられています。

年収・給料・収入

社労士の平均年収は527万円となっています。ですが他の士業と同様に、個人によってバラツキがみられます。提携する事業規模や男女であまり差がみられないことが特徴です。

就職先・活躍できる場所

社労士資格を活かす就職先として候補に上がるのは、社労士事務所や民間企業の人事・総務部・法務部・労務部などが中心でしょう。また公務員の年金事務所などに就職される方もいます。

資格取得のメリット

社労士資格は就職・転職の面で大きな強みとなります。その理由として、人を雇っている企業では少なからず法律・保険制度と関わりがあります。
こうした際に社労士資格を持っている人を雇いたいと考える経営者は多いでしょう。特に事業規模の小さい会社ならば尚更です。
また社労士の知識があることで、万が一就職してブラック企業だった場合、その異常に一早く気づくことができます。自己防衛や自分の働き方を考えるうえで大いに役立つ資格となります。

『社労士(社会保険労務士)』合格体験談

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勉強時間・対策・費用

独学で社労士試験に合格するには、800~1000時間ほどの勉強時間が必要だといわれています。
試験日のちょうど1年前から勉強を始めたとすると、月に約67時間、週に約17時間の勉強時間確保が必要になります。

また予備校での講座を受講した場合でも、必要勉強時間は600〜700時間ほどといわれています。
予備校に通うスケジュール調整が難しければ、通信講座でもいいでしょう。

費用は予備校で約20万円程度通信講座に通うと約7万円程度です。

難易度・試験情報

試験情報

受験資格は、以下の3つのどれかに該当することが求められます。

・短大卒と同等以上の学歴がある
・学歴による受験資格がなくても、一定の実務経験がある
・行政書士資格を有している
細かい条件は以下の「社会保険労務士試験オフィシャルサイト」をご参照ください。

試験日ですが、社労士試験は毎年8月の第4日曜日に行われます。
試験の申込期間は、毎年4月中旬頃に厚生労働大臣の官報公示が行われてから、5月31日までの間となります。

受験料は9000円です。

難易度・合格率・合格点

社労士試験は選択式試験・択一式試験の2種類に分かれていますが、試験時間に対して問題数が多いのが特徴です。
そのため迷うことないくらいの知識量が必要とされます。

スケジュールは午前中に選択式試験8科目40点満点(80分)、午後に択一式試7科目70点満点(210分)となります。

合格点ですが以下のようになります。
選択式試験総得点40点中28点以上、かつ各科目5点中3点以上
択一式試験総得点70点中49点以上、かつ各科目10点中4点以上

難易度としては合格率が6〜7%ほどと低く、難関試験であるといえるでしょう。

「社労士(社会保険労務士)」の現状、問題、将来性

社労士の将来性といえば、他の士業と比較して将来性がある資格といえます。
その理由は、近年多くの企業が働き方改革などの問題から目を背けられなくなっているからです。

労働環境を改善したいがどうしたらいいか分からない経営者に対して、社労士の存在は非常に頼りになり、非常に多くの出番があります。

また士業はAIに代替されるといわれますが、社労士が抱える問題は決して機械が解決できるものではありません。労働問題を中心とする悩みには、人であってこそ相談に乗れるものでしょう。
ただし書類作成業務など、一部AIに代替されるであろう仕事も存在します。

「社労士(社会保険労務士)」と合わせて取りたい資格、ダブルライセンスなど

社労士と相性が良い資格は、以下のようなものがあります。

⑴:税理士・行政書士・中小企業診断士
これらの士業はターゲットとなる顧客層が重なっているが、社労士とは業務内容が違います。つまり1人の顧客から複数の仕事を請け負うことができるのです。

⑵:ファイナンシャルプランナー
社労士に相談をする経営者は、同時にお金の相談もしたいことが多いからです。
こちらも複数の仕事や単価の高い仕事を引き受けられるきっかけになります。

⑶:キャリアコンサルタント
社労士に相談をする人は、労働問題について悩んでいます。
つまりキャリアコンサルタントとのダブルライセンスで適切な就労支援まで相談に乗ることができます。

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