【合格体験記】資格の学校TACを受講し証券外務員1種の資格を取得!一発合格できるコツを紹介!

今回は、「証券外務員1種」を取得を目指すことになった「SY」さんの合格体験記を元に試験合格するコツをご紹介していきます。

はじめに・・

なぜ証券外務員1種を目指したか

私が証券外務員1種を取得したのは大学4年生のときです。

当時、就職状況がよくなかったので「とにかく安定していて、女性も長く働ける会社」に入社したいと思い、100社ほどエントリーし結果的にメガバンクの一般職として内定をもらいました。

10月の内定式の際に「入社するまでに証券外務員1種の資格をとるよう」言われました。これが私が証券外務員1種をめざすことになったきっかけです。「言われたからとっておくか」程度の気持ちで受験しましたが、実際に銀行で業務に携わると証券外務員1種がなければ仕事にならない場面が多く、とっておいてよかったです。

証券外務員1種をもっていないと扱えない商品として、例えばEB債」「条件付デュアルカレンシー債」などがあります。お客様に販売してはいけないだけではなく、説明もしてはいけないので、お客様に「こういう商品ない?」や「○○という商品買いたい」と持ちかけられても、証券外務員1種を持っている行員にすぐにつながなければなりません。

仮にそのような行員が接客中などで対応できない場合はお客様を対応できる行員が空くときに出直してきてもらう必要があります。加えて、万一、商品説明書を渡してしまうお客様に簡単に説明する等した場合は法令違反となってしまいます。

「この商品は証券外務員1種を持ってないと説明できません」とパンフレットに大々的に記載されているわけでもないので、新人でよく分からない頃にはミスに発展しやすいです。法令違反をすると、お客様や自分が所属する部店の同僚に多大な迷惑をかけることになるので、銀行や証券会社など金融機関に就職される方は入社前にとっておくと社会人生活の良いスタートがきれると思います。

試験について

受験で注意すべきこと

  1. 証券外務員2種も受験をする人は、1種と2種の試験日をなるべく近くすることです。出題範囲は重なる部分が多く、証券外務員2種で勉強した内容を忘れないうちに証券外務員1種の試験勉強をした方が効率がいいと思います。
  2. 甘く考えすぎず、覚えるべきポイントをしっかり押さえることです。合格率は65%前後の年が多く、とてつもなく難易度の高い試験という訳ではありませんがきちんと覚えるべき内容を覚えないと合格できない試験でした。実際には5回以上受験しても合格できない同僚もいましたし、私自身大学時代で一番勉強したかもしれません。受験回数を積めば慣れる類の試験ではなく、とにかく覚えるべきポイントを覚えれば合格できる試験です。知っているかいないかという試験になってくるので、ちゃんと勉強していれば試験時間(2時間40分)はかなり余ってくると思います。そのため、テキストや模擬試験に出てくる問題は全て解けるようにするということが大切です。

試験対策

  1. 証券外務員1種の出題範囲は広いので、隅から隅まで全てを暗記するというのは大変だと思います。また、合格ラインも7割で満点を取る必要はありません。したがって、一度講義を聞く又は参考書を読むなどした後は、テキストで問題を解きどのような形で出題されるのか、どのような部分を重点的に覚えた方がよいのかを把握し、テキストに載っている問題は最終的にすべて解けるようにするという勉強方法にした方が良いと思います。私自身は一度間違えた問題は後で見たときに間違えたことが分かるようにマーキングをし、加えて付箋をつけていました。次の日新しい勉強を始める前に、付箋のついた問題を解き、何も見ずに解ければ付箋を外し解けなければそのままにするということを続けていました。付箋が問題集から一つもなくなるまで繰り返し、最後にはマーキングしてある問題を全てスラスラ解けるか確認して勉強を終えました。
  2. 計算問題は必ず解けるようにするということです。数字が変えられているだけという問題が多く、一度覚えてしまえば得点源になります。例えば、「債券売却時の経過利子の計算」や「株式の受け渡し金額の計算」、「転換社債型新株予約権付社債の乖離率の計算」などです。計算問題が試験に全く出ないという可能性は限りなく低いと思われます。ですから、どのパターンも計算問題は必ず解けるようにした方がお得です。
  3. 一通りの勉強が終わったら、模擬試験を解いてみると良いと思います。模擬試験を解くと、自分の苦手な分野が発見できます。「模試を解く→苦手な分野を確認・苦手分野に戻って勉強する→模試を解く→苦手分野を確認・苦手分野に戻って勉強する→模試を解く」というサイクルを試験日まで続けていけば合格に近づくと思います。
  4. 当たり前かもしれませんが、初見の模擬試験で合格点をとれるようにすることが一発合格への近道だと思います。そのため、模擬試験は全て解いてしまうのではなく1部残しておき、全部勉強できたと自分で思ってから一度解いてみることをオススメします。

試験勉強について

使っていた教材

TACの証券外務員2種、1種がパックになったweb通信講座を受講し、通信テキストで勉強していました。

分野ごとに分かれた講座を見たあとに、その分野の問題を解くという方式になっており、それとは別に模擬試験がついているという形式でした。

他の参考書等は購入せずに、上記のみで一発合格できたのでポイントを押さえてあり勉強しやすかったのだと思います。

勉強時間

100時間程度です。

  • 50時間(TACの講座を受講し分野別問題を解いた時間)
  • 30時間(模擬試験の解答・答え合わせをした時間、解き直しを含む)
  • 20時間(苦手単元の復習時間)

勉強スケジュールについて

10月から勉強を始め、証券外務員二種を約2カ月後、証券外務員一種を約3ヶ月後に受験しました。

スケジュールを立てた理由としては、4月入社に間に合うように証券外務員一種もう一度受け直しができるようにという余裕をもったスケジュールにしていました。

最初の1ヶ月は証券外務員2種の出題範囲の分野ごとの講座を見てその分野の問題を解くだけで終わってしまいました。2カ月目は模擬試験を解き、苦手分野を確認、苦手分野の解説を読み問題を解くという勉強を繰り返しました。試験の数日前には、1つ解かずに残しておいた模擬試験を解き、合格点に達していることを確認し自信を持って本番を受験できるようにしました。

証券外務員2種受験後の最後の1カ月は、まず証券外務員1種のみでしか出題されない範囲の講座を見てその分野の問題を解きマスターすることに努めました。その後は、今まで勉強した全ての内容を忘れないように模擬試験を解く、分野ごとの問題を解くなどしていました。証券外務員1種の試験の数日前にも1つ解かずに残しておいた模擬試験を解き、合格点に達していることを確認しました。

まとめ

私自身は幅広く様々な分野を勉強するという学部に所属していたため、経済についての勉強は少しかじった程度で、経済学部の学生のように経済について猛勉強していたわけではありませんでした。したがって、証券外務員に出題される内容は半分以上は初めて知る内容でした。

証券外務員の勉強を振り返ってみると、全て独学で参考書を読んで勉強するという方法では、通信講座を受講するよりも勉強時間が長く必要になったと思います。

例えば、既にFPを持っている、経済学部で経済の勉強を詳しくしており証券外務員の出題範囲の知識が既にある方は、独学でも大丈夫かもしれませんが、これから勉強していくという方は通信講座やスクールに通うという方法の方が効率がよいと思いました。

執筆・監修 SY
ファイナンシャルプランナーを保有している金融系ライター。