証券外務員一種・二種ってどのくらいの難易度?勉強時間や合格率なども徹底解説!

このページでは『証券外務員資格』が気になっている方、または興味を持っている方、これから勉強をしようと考えている方のために、資格取得のやり方難易度資格試験の実施等の情報をまとめたページとなっています。

取得してなければ一切の証券業務が出来ない資格の証券外務員資格は、証券マンや証券業務に係わる人が必ず取得しています。

これには1種と2種が有り、一種取得で業務の幅を広げる事が可能です。

今回は証券外務員資格の合格率や合格の為の注意点やポイント等を考察しながら解説していきます。

証券外務員試験の難易度とは

日本証券業協会が実施している証券外務員試験は資格を取得しなければ証券業務に於ける一切の営業活動をする事が許されません。

証券外務員試験は国家試験では無く民間試験なのですが、公共性が非常に高くなっている資格で、一種と二種があり一種の受験者は5千人前後で二種の受験者は4千人前後になり一切の受験資格は無いのでどちらを受験する場合も税込み9880円の受験料を払う事で誰でも受験する事が出来ます。

証券外務員資格は高い公共性を持っていますが民間試験なので合格率は高くなっていて、きちんとした受験に対する学習をする事で合格に手が届くレベルになりうると言えます。

合格率65%位に於ける難易度

証券外務員試験の合格率は一種及び二種共に65%程度になっていて難関と言うには及びません。きちんとした学習で合格出来るレベルの試験です。

一種と二種共に難易度として同等で大差は無いのですが、合格ラインの偏差値としては55前後になっており、合格者は一種が3250人程度で二種が2600人程度の人数になっています。

合格ライン

一種試験は160分の試験時間に於いて出題は100問のマークシート方式で、440点満点の7割の正解率で合格を勝ち取る事が出来ます。
二種は120分の試験時間に於いて70問の出題で、これも7割の正解率で合格を勝ち取る事が出来ます。

難易度が高く無い理由

理由として挙げられる一番は選択問題のみの出題だと言う事で、出題の70%程がOX問題だと言う事です。

試験方式がコンピューターを使用してキーボードとマウスで解答する方式を採用している為に難易度が高くなりずらいのです。

受験者層も証券会社や銀行等の金融機関勤務の人が多くを占めている事で、証券外務員に結びつく金融の知識や商品の知識を既に持っている人が多く、金融に無関係の人は受験者層に殆どいないと言う事が大きな理由になります。

試験の内容に於いては大学の経済学部の卒業者ならクリアしている状態で、その様な人に取っては比較的学習がし易い範囲での出題が多くを締めている為、経済学部卒の人なら学習する事に苦労も無く合格を目指す事が可能だと言う事実が難易度を下げている一つの要因になります。

合格の為の学習時間

完全な初心者の状態から合格を狙う場合、一種は100時間程度で二種に於いては40時間程度の学習で合格を狙えます。

金融機関勤務者や経済学部卒業者は金融に対する基礎知識を持っている事で、受験に対する学習時間の短縮が可能です。

二種を取得してから一種を取得すると言うケースが殆どで、試験範囲には共通するものが7割程あります。

二種合格後に一種にチャレンジする場合の学習時間は60時間程度で合格を目指せるので初心者でいきなり一種を目指す人と比べて40時間も少ない学習時間で合格を目指す事が可能なのです。

証券外務員とは

とても簡単に表現すると「金融商品を扱う事の出来る営業マン」と言う表現になります。

証券外務員の資格取得で金融商品の販売や推進をする事が可能になり、その多くは証券会社の扱っている株式や債券出の取引になります。

銀行に於いても債券の扱いは有りますし、預金に関しても金融商品として位置づけられています。

保険会社の扱う生命保険や損害保険等も金融商品として考えられ、これらの商品を扱い販売する事を許されているのが証券外務員で、資格の無い人が扱う事は叶いません。

金融機関勤務で金融商品を扱う業務の人に取っては必要不可欠な資格なのです。

万が一金融の知識も無く商品の知識も無い人が営業マンで金融商品の販売に係わっていたら、金銭トラブルは避ける事が出来なくなり、クライアントの資産や資金を減らしてしまう事で大変なトラブルを招いてしまう状態を作ってしまうでしょう。

金融商品に於けるトラブルを最小限に留める為に日本証券業協会によって証券外務員資格を設定する事で線引きをしている状態なのです。

証券外務員は一種と二種がある

一種と二種での取り扱いの内容の違いですが、まず二種は主には現物商品に限られます。

一種を取得する事で更に高度で複雑でリスクの高い商品の取り扱い迄可能になる為、大抵の営業職の人は上級資格と位置づけされている証券外務員一種を取得しています。

  • 二種は現物のみ

現物商品の取り扱いとは株式市場に於ける現物株の取引や国債、公社債、投資信託等の商品や銀行で扱う預金も取り扱い対象で、万が一損失が出たとしても取引額の全額がなくなるだけで借金に迄は及ばない様な商品です。

  • 一種は全てに及ぶ

証券外務員一種は二種が取り扱える商品の他にハイリスクにしてハイリターンの複雑で高度な商品を取り扱う事が許されます。

具体的にハイリスクにしてハイリターンの商品て言うのは、信用取引やデリバティブ取引等の事を指しています。

信用取引では、預けた担保の3倍までの取引を行なう事が可能になる為、1000万円の現金を預けてる顧客の場合は3000万円迄の取引を行なえる事になります。

現物での取引を信用取り引きで行なうと1000株を買えるお金で3000株を買えてしまうと言う事になります。

信用取引の場合では株式を持っていない場合でも売る事からスタートする信用売りと言う高度な取引が可能になります。

オプション取引はデリバティブ(金融派生商品)の一種であり、ある原資産を満期日(将来の定めた日)迄に権利行使価格(前もって決められた価格)に於いて売買する取引です。

デリバティブ取引と呼ばれる取引は先取引やオプション取引、スワップ取引等が当てはまり、高い商品知識と世間の動向を読む能力、そして高度な知識が必要になります。

  • 正会員と特別会員

証券外務員の正会員とは主には証券会社に勤務している証券外務員を指し、年齢や職業の制限無く受験する事が出来、金融機関に勤務していない一般の人でも受験する事が出来ます。

特別会員は銀行や保険会社勤務の証券外務員の事で、金融機関に勤務している人で所属する会社を通じてのみ受験が出来る資格です。

一種と二種の相違点に於ける試験の出題

証券外務員の二種は基礎的な分野の商品だけの取り扱いが許されていて、一種では専門的な商品迄も取り扱えると言う相違点が有ります。

  • 出題範囲

証券外務員の一種試験と二種試験の出題範囲は殆どが共通していて、「法令・諸規則」「商品業務」「関連科目」の3分野になりますが、一種はこれに加えて「デリバティブ取引」が含まれています。

法令・諸規則は金融商品に於ける法令内容や、証券を取り扱っている日本証券業協会や証券取引所の定款・諸規則からの出題になります。

商品業務は商品販売の実務や株式、債券や投資信託等の商品知識等から出題されます。

関連科目は証券に於ける基礎知識や販売に於ける知識等からの出題となります。

デリバティブ取引は「先物取引」「オプション取引」「特定店頭デリバティブ取引」「信用取引」等の基礎知識や株式、商品知識等〜の出題になっています。

証券外務員一種は4分野での15科目から出題され、二種は3分野の14科目からの出題となっています。

一種と二種の出題科目の細かい相違点

双方共通の出題としては、法令・諸規則は、金融商品取引法及び関係法令と金融商品の勧誘・販売に関する法律、協会定款・諸規則、取引所定款・諸規則等からの出題です。

商品業務は株式業務や債券業務、投資信託及び投資法人に関する業務等の出題です。

関連科目は証券市場の基礎知識や株式会社法概論、経済・金融・財政の常識や財務諸表と企業分析、証券税制、セールス業務からの出題になります。

一種に於いても二種でも近年どの会社でも厳しくなって来ている、コンプライアンスに関する事は基本から重要事項まで共通して出題され世相を反映しています。

商品業務では二種は基礎的な知識に対する出題なのですが、一種では実務的な専門知識等が出題されます。

デリバティブ取引は一種試験のみで出題されますが、基礎的な部分の株式や債券の業務に難しては二種でも出題されます。

一種も二種も合格率はほぼ同じですが、出題範囲に「デリバティブ取引」が入り実務や専門的な知識までをも出題される一種の方が難易度が高いと言えます。

出題形式

○×問題は一種が70問二種は50問で五肢択一選択方式は一種30問、二種20問です。

外務員一種は160分の試験時間で合計100問の出題が有り、440点満点の内308点以上の得点で合格となります。

外務員二種は120分の試験時間で合計70問の出題、300点満点の内210点以上の得点で合格となります。

○×形式の問題が多い事から、きちんと学習を積む事で合格を狙う事が可能です。

五肢択一問題は語句選択問題や計算問題が出題され、PCを使用するCBT方式での試験なので全国に在るテストセンターでの受験が可能です。

一種も二種もこれと言った受験資格は無いので、いきなり一種を受験する事も可能です。

証券外務員試験でのつまづき易いポイント

合格率は65%前後とそれ程難易度が高い試験では無いのですが、学習のポイントを外してしまうと合格する可能性が減少しますし、学習に於いてつまづいてしまうケースもあります。

専門用語

一般の人には余り馴染みの無い金融用語や経済用語等の専門用語ですが、証券外務員試験の受験には欠かす事は出来ず、きちんと理解する事が大切になります。

金融機関に勤務している人は専門用語を在る程度は判っているのですが、金融や証券の知識を位置から学ぶ人のケースでは始めのつまづきを招いてしまう可能性が高い事柄で、聞き慣れない言葉が耳に馴染まない人も少なく無いのです。

理解出来ない部分や初めての単語は必ず調べて言葉に慣れるくせをつける事で専門用語に対する苦手意識を減らせて合格に近づく事が出来ます。。

始めは言葉を理解する事からになるので、学習を進めるのにそれなりの時間が必要になってしまう事で焦燥感が生まれたりもするケースも有りますが、言葉の理解が進む事で学習が向上しますので焦らずにしっかりと言葉に慣れる事が大切です。

試験範囲

証券外務員試験は試験範囲が広いと言う特徴が有り、暗記が苦手な人にはつまづき易い事柄になります。

一種も二種も同程度の範囲ですが、先に二種を取得する事で段階的学習が可能になり、その先の一種の受験勉強も取り組み易いものになります。

一種試験の信用取引やデリバティブ取引

二種試験には無い信用取引やデリバティブ取引ですが、現場で実務をする事が考慮されている事から出題割合が多くなります。

一種試験に合格する為にはデリバティブ取引に対する知識を確実に把握する事が重要になります。

外務員一種試験受験に要する学習時間は一般的には100時間程度で、二種は40時間程度と言われており、一種と二種との2倍以上の学習時間の違いはデリバティブ取引についての学習時間が多くを占める為です。

それだけデリバティブ取引を勉強する必要が有ると言う事で、逆を返すならばデリバティブ取引は難しいけれども顧客も含めてお金が動く取引だと言え、凄く儲かる可能性を秘めていると言う事になります。

お金を儲けられる可能性が高く、その分多くの商品知識を必要とする事で一種は二種よりも受験としての学習量が多くなるのです。

だだし、一種試験に合格する為の学習をとてもみっちりやったとしても、儲かる銘柄が判る様になる訳では無い事は知っているべき事実です。

合格の為の注意点

証券外務員資格試験に合格する為に注意する必要が有るのは、計算問題や引っかけ問題への対策になります。

計算問題

計算問題は配点が高い五肢択一問題の中に組み込まれています。

計算問題はしっかりと公式を覚え確実な計算を行なう事で難しい問題では無くなりますし、何度も演習を繰り返しておく事でスムーズに算出出来るスキルが身に付きますので、確実に高得点をゲット出来る様にしましょう。

実際の試験ではPCの電卓を用いて行なわれる為、何度も演習する事でタイプミス等を無くして確実に点に結び付ける事が大切です。

ひっかけ問題

在る程度の頻度で引っ掛け問題が出題される傾向が有り、過去の問題集やテキストを利用し類似問題に慣れておく事が大切になります。

類似問題を数多くこなす事で引っかけの傾向に対する理解が進み、対応力がアップします。

出題の7割が○×問題である事から、短時間に於いてケアレスミスをする事無く、正確に解答を積み重ねる事が合格への近道になります。

独学と通信講座

一種も二種も共に60%台の証券外務員資格試験はそれ程難易度は高く無いので、独学に於いて学習しても合格には充分に手の届く資格と言う事が出来ます。

試験範囲に関しての知識を有る程度持っている人や元来勉強を得意とする人であるならば独学での受験は良いと言えます。

金融系の知識や内容理解に苦手意識を持ってしまった人や一発合格に対する不安を持ってしまった人も中には存在していて、それらの人はリスクを承知で独学を選ぶと言う道を選ぶよりも通信講座を利用する事で確実な合格をゲットする道を選ぶべきです。

判り易い解説に於いて学習を進める事が出来、ワンステップづつスキルを身につけられる通信講座は学習サポートも充実してるものも有るので効率的な学習が出来る様な環境が自ずと整えられるのです。

オススメの勉強法は通信講座!

数在る通信講座の中で何処の通信講座を選べば良いかと考えている人も居る筈ですが、仕事をしながら受験を目指している社会人でも、手軽に学習する事が出来て判り易いテキストを使っている講座を選ぶ事が大切です。

これらの全ての条件を満たしている上で、スマートホン1つで講座の講義の視聴から問題演習迄こなせる学習システムを導入している通信講座のスタディングが一番のお勧めの通信講座になります。

判り易い講義に定評が有り、その講義を何時でもスマートホンで手軽に受講出来る事で、通勤等の電車の中の様な隙間時間をゲームやメールで無く学習時間として有効活用出来ますので、講座をお探しの方は要チェックになります。

まとめ

証券外務員資格は金融機関の業務をするには欠かす事の出来ない資格で、試験自体の難易度は余り高く無い為比較的取得し易く、金融機関への転職の際には有利になれる資格ですが、試験範囲が広いため、きちんとした学習をする事が資格取得には重要な鍵となります。

合格率は一種、二種共に65%程度で難しい専門用語も有りますが、何度も復習する事で慣れる事が可能なので、演習をこなす事で合格の確率を上げられます。

二種は約40時間の学習で、デリバティブ取引や信用取引迄も出題範囲に入る一種は約100時間の学習が合格への目安になっています。

証券外務員資格の取得により株式及び国債、投資信託等の金融商品を取り扱える様になりますので金融機関に就職や転職を目指す人には有利な資格になります。

スタディングの通信講座のスマートホンに於ける学習での隙間時間の活用は、将来の自分の為になる有効な時間活用でゲームやニュース、動画視聴で無意味な時間を使い同時にお金を使う事よりも、資格取得に於いて未来と将来の生活でのお金を設ける為の投資の時間として使える事でとても有効な時間の使い方になるのです。

監修 資格LIVE編集部
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