「スタディングの通信講座は、実際のところどうなのだろう?」「メリットもデメリットも知りたい」
スタディングの講座受講を検討されている方であれば、ぜひ知っておきたいと思われるのではないでしょうか。
この記事では、「スタディング」の特徴、口コミ、サポート内容などについて解説します。
スタディングをおすすめしたい人
- できるだけ費用を抑えたい方
- 短時間で効率よく勉強したい方
- 日常的にSNS等を利用し、スマホをよく使う方
- 重要なポイントに絞って勉強したい方
スタディングの講座価格は業界最安です。
また、スマホ利用を前提にしている講座ですので、スマホの操作に慣れており、無意識にスマホを触っている場合にはその時間をすべて資格の勉強に置き換えれば良いのです。
勉強を始めるのが大変、テキストを開くのが億劫、といった方でもスマホの1アクションで始められるのは大きなメリットではないでしょうか。
スタディングの特徴
まずはスタディングの特徴をご紹介します。
- 講座価格が「最安」
- 無駄のないスマホ中心の学習方法
- 便利な機能満載の学習管理アプリ
講座価格が「最安」
スタディングの講座は、圧倒的な低価格が最大のメリットで、大体相場の3分の1以下の価格で講座を提供しています。
費用を抑えながらも質の良い講義や教材で資格を取得したい人には、本当におすすめの講座と言えるでしょう。
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ほとんどの講座は教育訓練給付制度の対象外
教育訓練給付制度は、就職支援政策として厚生労働省が実施しています。
条件を満たせば、通信講座などの受講費用から一部還付されます。
しかし残念ながら、スタディングでこの制度の対象になっている講座はほとんどありません。
対象講座の詳細は必ず公式サイトで確認してください。
無駄のないスマホ中心の学習方法
スマホ中心の学習方法は、会社員に限らず、学生や主婦の方でも通勤通学時間はもちろん、仕事や家事のスキマ時間を利用して効果が得られます。
1講義が5~10分程度に設定されており、短時間で1つ1つ完結して進むことができます。再生速度も調整できるので、時間に合わせて視聴しやすくなっているのです。
テキストもスマホ画面内で確認できますので、重いテキストや問題集などを持ち運ぶ必要もありません。まさに、「時間」「場所」を選ばない、新しいタイプの講座だと言えるでしょう。
便利な機能満載の学習管理アプリ
スタディングのスマホによる学習システムは、講義動画や教材だけでなく様々な機能が備わっています。
- 「学習レポート」でモチベーション維持
- 学習フローの「見える化」
- 直前期の効率的な復習機能
- 仲間と繋がれる「勉強仲間機能」
このように学習の進捗度の確認などが便利に行えたり、モチベーションを保つ工夫がなされています。詳細については後ほど説明します。
スタディングの惜しいポイント
ここまでスタディングの特徴を説明してきましたが、ここで少し残念な点、惜しいところも紹介しておきましょう。
紙媒体でのテキストがない
スタディングの講座で注意しておかなければならないのは、「紙冊子」でテキストはもらえない、ということです。
もちろん、自分で印刷することはできますが、製本されたものは提供されません。
どうしてもテキストが冊子になっていなければ勉強できない!という方はスタディングとは相性が悪いと言えます。できれば重要なページや苦手な分野だけに絞って印刷して利用する、といった方法をおすすめします。
質問対応がない
スタディングでは講師に対する質問ができません。
したがって、少しでも疑問が浮かぶと解決するまで前に進めない、という方にはスタディングが向いていないかもしれません。
しかし、スタディングの合格者の声によれば、講義が非常にわかりやすくできているので、ほとんど質問する必要もないようです。
過去問題集は別購入
最後に、最も残念なことは過去問題集がないことです。もちろん、基本問題集や予想問題集があり、アウトプット対策も十分にできます。
しかし、過去問題集は避けて通れないため、自分で購入して取り組まなければなりません。
ただ、過去問題集は数年分が入って数千円程度で購入できますので、過去問題集を別に購入しても費用総額が他社よりも高くなるわけではありません。
スタディングをおすすめできない人
以上のことを踏まえると、以下に該当する方はスタディングは向いていないと言えます。
- スマホの動画よりも、紙媒体の教材の方が良い人
- 日常生活で、スマホを必要最低限しか触らない
- 講師に質問がしたい人
- 過去問題の解説講義が欲しい人
したがって、日常生活の中でほとんどスマホを触らない、あるいはそもそもスマホを持っていないという人はスタディングのシステムを活用することが極めて難しいでしょう。
また、やはりテキストは紙で製本されたものを使用したいという方も、スタディングのメリットを活かせない可能性が高いと言えるでしょう。
受講生の口コミ
効率よく知識を定着させられる
仕事で忙しく、学習の為の時間を確保する事が難しかったのですが、単元毎に纏められていてきちんと編集されている内容だったので、上手く学習を進められました。知識を習得したらその知識で解答を導ける確認テストを行なう事で知識を定着させられるやり方が、とても有効な方法だと感じました。
質問ができない
やはり質問できないというのが困りました。普段触れることのない難しい内容が多いので、1人では解決しきれない部分がありました。そこにかける時間がもったいなかったように思うので、チャットやメールなどで質問ができるサービスができたら良いと思いました。しかし低価格で様々なサービスが提供されているので全体的には満足でした。
コスパが良い・スキマ時間で勉強できる
ネット環境に特化している事でコストパフォーマンスがとても優れている講座だと感じられました。講師の先生には、全体的な知識は勿論のこと頻出するポイントを丁寧に教えて戴けたのでスムーズな学習が出来ましたし、とても理解し易い講義でした。学習するのに隙間時間や仕事の合間を使う場面で、勉強しやすい講座だったのでとても良いと感じました。
インプットもアウトプットも充実
私は働きながら試験勉強をしていたので、勉強時間の確保が一番の問題点でした。スタディングの講座は、インプットの講義・アウトプットの問題集のすべてをスマホで行えるため、ちょっとした時間があればそこを有効的に活用することができます。仕事で疲れて机に向かう気力がなくても、スマホでゲーム感覚で演習ができ助かりました。
スマホで効率よく勉強できた・教え方や説明が上手
スマホでスキマ時間を利用して映像で勉強できるところが良かったです。講師の教え方は癖がなく、重要なところを強調して説明してくれたので試験に必要なところだけを効率良くインプットできました。社労士試験では特に年金の計算が複雑なのですが、説明が上手なので覚えやすかったです。試験対策に答練もあり、自分の実力を試すことができたことも良かったです。
スタディングのテキスト・講義
メインは講義動画
スタディングの講座は、すべて「動画講義」を中心に据えた学習スタイルです。
他社の多くは、「中心はテキストの学習、動画はその補完」というスタイルです。
一方、スタディングは「動画講義をスマホで視聴、テキストで確認」という学習方法を前提にしています。
スタディングの学習方法は、「動画講義を視聴すれば必要な内容な理解できる」という、他社の追随を許さない高品質な映像授業が行われているから可能だと言えるでしょう。
テキストとノートもデジタル化
スタディングの講座では、テキストやノートがデジタル化されています。
つまり、スマホやタブレット端末などでPDFを見ることができれば良いということです。
テキストは講義内容の説明だけでなく、補足解説もされているため、板書を取る必要がありません。
ただ、「ポイントは書いておきたい」「疑問点はメモしたい」という方には、「マイノート機能」が用意されています。この機能はスマホやパソコン上で記録することができ、自動的に同期されるため、使用媒体を選ばすにいつでも確認できます。
オンライン問題集で「基礎固め」
スタディングでは、問題集もデジタル化されています。講義を視聴した後には、「スマート問題集」で基礎固めを行います。
「スマート問題集」は、一つの講義が修了するたびにその内容に沿って出題されます。内容は、過去問題の分析に基づいて、落としてはならない必須の知識に重点をおいています。
「スマート問題集」はかつて「通勤問題集」という名称でした。まさに通勤通学途中、仕事の合間、休憩時間を活用できるように工夫されています。
直前テストや模擬試験で総仕上げ
スタディングには、直前期向けに「実践力アップテスト」や「検定対策模試」があります。
「実践力アップテスト」は「スマート問題集」で身につけた基礎知識を、合格レベルにするためのアウトプット演習です。合格できる力を養成する過程の中ほどで行われる問題演習です。いきなり本番レベルの問題に挑むのは心配だという方でも、基礎知識を整理して確認しながら本番レベルの予想問題に進むことができます。
「検定対策模試」は文字通り、本番を想定した模擬試験です。
本試験は、頻出テーマや論点がある程度決まっていますので、模試を解くことを通じてそれをマスターしていきます。
さらに、本番を想定して時間配分を経験し、弱点も把握できるので直前期には必ず受けるようにしましょう。
抜群の利便性!学習管理アプリ
では次に、先ほどご紹介したアプリについて詳しく説明していきたいと思います。
「学習レポート」でモチベーション維持
学習レポート機能は、自分の学習時間や進捗具合が自動的に集計され、数字とグラフで提示してくれます。
学習した内容が日付別に表示されますので、自分の学習リズムや波を確認することができます。
学習した範囲や分野も分かりますので、偏りがないか、集中力を維持できる勉強時間なども確認できます。
独学では感覚的にしか分からなかった「学習内容」「勉強時間」などが可視化されることで、自分の状況を客観的に把握して、次にやるべきことが明確になるためモチベーション維持にも貢献するでしょう。
学習フローの「見える化」
スタディングの学習管理機能で最も有効なのが、カリキュラム構成の「見える化」を実現している「学習ガイド機能」です。
学習するべき優先順位、必要な時間数などの目安を詳しく説明してくれていますので、安心してガイドに従って学習を進めることができます。
独学で陥りがちな「今日は何をしたら良いのか」と迷うこともありません。
また、受講修了すればその都度チェックマークが付きます。学習回数や期日も記録され、自分の頑張りを確認できます。モチベーションの維持にも役立つでしょう。
直前期の効率的な復習機能
直前期には、「問題横断型復習機能」で総仕上げを行うことができます。
「問題横断型復習機能」は、学習管理アプリにあるすべてのレッスンをまとめ、全分野を横断的に復習できる機能です。
「前回間違えた問題」「要復習問題」がランダムに出題されますので、非常に効率良く復習を行うことができます。
また、出題範囲や出題する順序をカスタマイズできるので、苦手分野を集中的に復習することもできます。
仲間と繋がれる
スタディングの学習管理アプリには、「勉強仲間機能」があります。
同じ目標を持つ受講生が、繋がることでモチベーション維持やスランプ脱出のきっかけを掴むことを目的にしています。
自分の学習状況を投稿することができ、SNSのように互いにフォローすることで悩みを共有したり、励ましあったりできます。
さらに、「おすすめ勉強仲間」のリストアップ機能があり、例えば同じ資格を目指す人や、同じ趣味を持つ人などと「勉強仲間」になることができます。
通信講座で勉強していると、どうしても「孤独」になりがちです。モチベーションの維持も難しくなるものですが、勉強仲間機能を使うことで、皆と一緒に頑張れるのではないでしょうか。
合格率
スタディングでは、合格者数や合格率の公開をしていません。 しかし、これは通信講座業界全体に言えることです。
合否調査というのは、メールや往復はがき、あるいは受講生からの自己申告で行うわけです。しかし、これでは公開できるレベルの正確な統計とは言えません。実際、合格率を公開しているのは、フォーサイトくらいで、ほとんどの講座は合格実績を公開していません。
しかし、スタディングのホームページには、合格者の声が非常に多く掲載されています。毎年確実に合格者を輩出していることは間違いありません。
まとめ
最後に、スタディングの評判についてまとめておきましょう。
- アプリのテストなどで効率よく知識を定着させられる
- 質問ができないのが不便
- コスパが良く、スキマ時間で勉強できる
- インプットもアウトプットも充実したスマホ学習
スタディングなら、まとまった勉強時間がとれなくてもスマホ1つでスキマ時間を活用して十分に合格できます。
また、時間だけでなく、費用も抑えたい方にも最適です。相場の3分の1以下で受講できることは、大きなメリットです。
仕事との両立で忙しかったり、金銭面でお悩みの方はぜひ一度、スタディングの通信講座を検討してみてください。

監修 資格LIVE編集部
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