【難易度を偏差値や勉強時間で徹底解説!】資格取得の宅建士の順位は?

宅建士の資格はすぐ取れそう!とイメージする方も多いのではないでしょうか?

しかし実は、一般的に宅建士の資格取得には300時間程度の勉強時間が必要だと言われています。インターネット上では「簡単な資格」と言われることもあるようですが、本当のところはやや不明瞭なところがあります。実際はどうなのでしょうか?

宅建士の資格の難易度
  • 法律科目を比べると資格取得は出来やすい!
  • 合格率は15%前後。受験をしても落ちてしまう確率は高い
  • 他の資格と比べると中堅程度の難しさである

ここでは、他の資格と比較して難しいのか、簡単なのかを解説していきます。

宅建試験の難易度は・・・

まず、宅建試験には受験資格がありません。誰でも受験できます。ただし、合格率は15%程度であり、67人に1人しか合格できません。

難易度の高い資格としては、中小企業診断士(4%)、行政書士(10%)、社会保険労務士(68%)などがあります。宅建士はこれらの資格に次ぐ合格率です。一方、FP2級は35%ほど合格します。したがって、宅建士は簡単すぎず、難しすぎない資格と言えるでしょう。難易度としては本当に真ん中のような中間の難易度さです。

受験資格がないハンデはあるものの、しっかりと対策を練っておかなければ余裕で落ちてしまいそうです。

他の観点から宅建の難易度を考察していきます。

不動産系の資格で比較

次に同じ不動産系の資格で比較してみましょう。主な資格と比較すると、土地家屋調査士・マンション管理士>宅建士2級建築士>管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士となります。こうしてみると、不動産系の資格では中程度の難易度であると言えます。

↓資格難易度偏差値表

宅建士が中間下にいることがわかります。

資格 偏差値
弁護士 73
司法書士 72
税理士 72
不動産鑑定士 68
社労士 62
宅建士 56
2級建築士 55
キャリアコンサルタント 51

わかりやすく偏差値で表現すると、最難関資格である弁護士が73,社労士62,宅建士は56となります。やはり簡単過ぎず、難し過ぎずという資格と言えるでしょう。

他資格との勉強時間比較

資格 勉強時間(目安)
弁護士 10000時間以上
公認会計士 3000時間以上
税理士 3000時間以上
中小企業診断士 1000時間
社労士 1000時間
宅建士 300時間
FP2級 150~300時間

勉強時間で言えば、社労士1000時間に対して、宅建は300時間です。弁護士だと10000時間以上が必要です。かなりの差がついていますが、こう見ると宅建のほうが勉強時間が短く感じられます。宅建がなぜ資格が取れやすそうと見られるのはこの理由もあるからでしょう。

難易度が変化?

宅建の試験の合格率は15%。この合格率は数年続いています。

不動産従事者は宅建の免除制度が設けてあり、合格しやすい。ここ数年15%を超え、比較的合格がしやすい傾向が合ったが、一般合格率14%は大きい変化は見られませんでした。

合格率の変化があまりないのはなぜかというと、受験者の合格率を15%に定めて置いて合格基準点を設定していると思われるためである。

毎年調整が必要で、合格率を低くしてしまうと宅建士の数が足りなくなってきてしまう危険性があり、合格率が高いと、資格の価値が下がってしまうのである。

つまり、宅建の試験は簡単?

ここまでの説明だと、取れる取れないかの話でいえば取れる方ではあるが、対策をしっかりしていなければ簡単に取れる資格ではないことが分かります。

学生だと勉強時間の確保は可能かもしれないが、社会人になってから勉強をするというのはなかなかにハードルが高いです。

勉強と仕事の両立を考えると、基本の300時間以上よりも倍に時間がかかるかと思われます。

大学で元々法律関係を勉強していたなど、前知識などがあれば合格率は高いが、今まで一度も触れたことがない方だと理解をするのになかなかに骨が折れるのではないだろうか。

独学の場合

勉強方法は独学か通信講座や予備校を利用するかですが、合格者15%の多くは後者だと予想されます。質問ができないことでモチベーションが低下するなど、勉強量や質で劣る独学者の合格はより難しいと言わざるをえません。

予備校代もかからないコスパ的に考えれば節約もできるけれど、それゆえにハンデはあります。

宅建士合格者の声/40代・男性

久しぶりの勉強だったので、習慣づけることが1番難しかった。世間の評価よりも難しい試験だったと思いました。資格試験の登竜門というようなレベルではないと思いますが、勉強量に比例する試験でもあります。入門段階でマンガで覚えるなど工夫を凝らせば短期合格もできると思います。

宅建士合格者の声/40代・女性

独学ではじめましたが無理だと思い、予備校に通って半年で合格できました。

得意な分野の民法と業法には自身がありましたが、税法が範囲も広く覚えることがたくさんあり大変でした。税法は法改正などで毎年のように変わります。宅建の試験を一回で合格したかったので試験前には税法の予想問題を何度も解きました。

法律系の資格の中では難易度はやや低め

弁護士、行政書士や社労士に比べれば難易度は低いでしょう。しかし、初めて法律を勉強する人には民法などが非常に理解しづらい内容です。

文章なども分かりにくく、学習しにくい難点があり、文章を読み解くだけでも時間がかかるかと思います。

回り道をすることはできないでしょう。

宅建士の難易度まとめ

  • 勉強などは楽ではないが、きっちり勉強を行えば取得の可能性はある
  • 法律系を学ぶ学生にはオススメ。社会人にも取得は目指せるが勉強時間の確保は必要
  • 宅建を登竜門として、もっと難易度のある法律系の資格に挑める!

今回は『宅建士の難易度』をテーマとした回でした。

他の勉強にも通じることですが、コツコツと地道に、しかもモチベーションを維持するための環境で勉強を続けることが重要になっていきます。決して簡単な資格ではありませんが、取得するメリットも非常に大きい資格です。

宅建士をベースとして他の法律系資格にもチャレンジは勿論可能となるので、是非皆さんも挑戦してください!

執筆者 資格LIVE編集部
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