この記事では「キャリアアップやスキルアップして、就職・転職を有利にしたい」という方におすすめの資格についてご紹介します。
このご時世、「今の仕事に不満を感じている」「このまま同じ仕事を続けていくのは不安」という方も増えてきているかと思います。そんなとき、丸腰で社会に出るよりも資格を持っていた方が有利に働くことがあります。
さらに、転職をしなくても資格取得や勉強で得た知識により、現在の仕事をより効率的に行えるようになったり、キャリアアップにもつながることがあります。
そこでこの記事では、キャリアアップや転職、仕事の効率化などに役立つ資格を、合格率なども合わせてご紹介します。
実際に資格を取得した人の声も載せていますので、そちらも参考にしつつ、あなたのキャリアアップにあった資格取得にお役立て下さい。
【1】ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーは、「クライアント(相談者)の夢や目標を、経済的な側面から実現に導くためにサポートする専門家です。
投資、税制、金融、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など、お金に関する幅広い知識が必要となります。
資格取得後は、保険会社、金融機関、一般企業への就職。あるいはファイナンシャル・プランナー会社に所属したり、自分で事務所を持ち、独立系ファイナンシャル・プランナーとして働く人もいます。
受験資格(3級) | 現在FP業務に従事または、これから従事しようとしている者。 |
受験資格(2級・1級) | それぞれ3級と2級の合格実績や実務経験年数、認定研修受講歴などが問われる。 |
試験形式 | 筆記(学科、実技) |
試験区分 | 3級、2級、1級 |
合格率(3級) | 学科69.95%/実技71.70%(平成29年9月実施) |
合格率(2級) | 学科30.21%/実技47.50%(平成29年9月実施) |
合格率(1級) | 学科10.41%(平成29年9月実施)/実技86.50%(平成29年6月実施) |
〜資格を取得した人の声〜
【2】日商簿記検定
簿記とは、経済活動を行う上でお金の出入りを記録する方法です。
日商簿記は、日常的な経理処理から決算書作成までの実務的な知識を体系的に学ぶことができます。
ビジネスにも欠かすことのできない知識ですが、家庭での生活費を把握する場合にも役立つスキルです。
初級、3級、2級、1級の4段階に分かれていて、それぞれ試験科目や難易度にも違いがあります。
ビジネスにおいては2級以上が望ましいです。
取得後は、企業の経理部門、会計事務所、営業職、製造部門、金融、商社、小売り、コンサルティング会社など様々な分野で生かすことができます。
受験資格 | 誰でも受験可(学歴・年齢・性別・国籍などは問われない) |
試験形式 | 筆記 |
試験区分 | 初級、3級、2級、1級 |
合格率(初級) | 55.7%(H29年4~11月実施) |
合格率(3級) | 40.3% |
合格率(2級) | 21.2%(H29年11月実施) |
合格率(1級) | 8.8%(H29年6月実施) |
〜資格を取得した人の声〜
【3】宅地建物取引士
通称・宅建(たっけん)。不動産取引の専門家示す資格で、不動産の売買や賃貸物件のあっせんをする際に、専門知識を有していないお客様に詳しく説明をすることができるようになります。
取得後は、建築会社・金融機関・不動産管理会社への就職、転職に有利になったり、会社によっては毎月5千円~5万円の資格手当がつこともあります。
受験資格 | 特になし(年齢・学歴など問われない) |
試験形式 | 筆記 |
合格率 | 15.6%(平成29年) |
〜資格を取得した人の声〜
【4】社会保険労務士
社会保険労務士とは、企業の人事・労務や社会保険に精通した専門家です。
仕事内容は独占業務とされている雇用契約書の作成や、社会保険に関してハローワークや年金事務所などで行わなければならない書類手続きの代行(アウトソーシング)が中心となります。
さらに、人事コンサルタント的な相談・指導も行うことができます。
国家資格のため、試験内容は難しいですが、仕事に直結するためとても実用的な資格です。
受験資格(いずれかの条件を満たしていること) | 学歴、実務経験、厚生労働大臣の認めた国家試験合格 |
試験形式 | 筆記 |
合格率 | 6.8%(平成29年実施) |
〜資格を取得した人の声〜
【5】ITパスポート
ITパスポートとは、ITパスポートとは、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
合格率が高く、資格初心者には優しい資格となっています。
企業では、顧客管理、製品管理、生産管理などあらゆる業務がIT化されています。事務系・技術系どんな分野でもITの知識は欠かせません。
転職に生かせるかどうかは微妙なところですが、新卒の方の就職活動には役立つこともあります。
受験資格 | 特になし |
試験形式 | 筆記 |
合格率 | 50〜60% |
〜資格を取得した人の声〜
【6】NLP認定資格
NLPとは、Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の略です。
もともとは天才的な結果を出していたセラピストたちのアプローチの方法などを分析して生まれたもので、「脳の取扱説明書」とも言われています。
他者とのコミュニケーション能力を身につけたり、思考や行動パターンを知ることで、ビジネスにも役立てることができます。
認定対象 | 協会が監修するコースを受講することで、段階に応じて資格を取得できる |
資格区分 | NLPプラクティショナー、NLPマスタープラクティショナー NLPトレーナー、NLPマスタートレーナー(NLPを教えることができる) |
〜資格を取得した人の声〜
まとめ
いかがでしたか?
事務的なもの、IT関連、コミュニケーションなど様々な分野のおすすめ資格をご紹介しました。
資格取得時には、多大な時間と労力を投資しますので、目的やその後の将来をしっかりと考えてチャレンジすることをおすすめします。
ぜひ、ご自分に合った資格を取得して人生のステップアップを目指しましょう。

監修 資格LIVE編集部
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